インタビュー:本田翼「出来るだけみんなを笑わせたい」
「non-no」専属モデルとして活躍し、昨年はドラマやCM、バラエティにと活動の幅を広げる本田翼。ねむようこのマンガを原作に、本田翼が主演を務めるドラマ「午前3時の無法地帯」が20日よりBeeTVで配信を開始した。劇中、理想とはほど遠い職場で仕事に恋に失敗を重ねながらも成長していく主人公・七瀬ももこ役を演じた彼女に、仕事や恋愛観についてなど話を聞いた。
本田翼(以降、本田):今回のお話を頂くまで読んだことは無かったんですけど、ずっと気になっているマンガでした。撮影前に読ませて頂いたんですけど、3巻というそんなに長くない巻数だったので、すごく読みやすかったですし、女の子として共感できる所もたくさんありました。
次のページ:楽しいことも多いけど、辛いことも多いです(笑)
――原作のマンガは読まれました?
――今回演じた七瀬ももこと本田さんご自身との共通点や、違いを感じるのはどんな所ですか?
本田:例えば仕事で上手く行かない時に、ワァーってなっちゃう所ですね。ももちゃんほど人前で顔には出さないですけど、そうなる時もよくあります。ももちゃんの恋愛が上手く行かないと仕事も上手く行かないとか、引きずっちゃう感じはちょっと似てるかもしれない。私も昨日誰かに怒られたら、今日も引きずってたりしますし、そういう面で似てるかもですね。アタックしていくももちゃんの姿は自分とは違うかなと思いますけど、ももちゃんに対して尊敬する所でもあります。――本田さんは、自分のことをどんなタイプの人間だと思ってますか?
本田:私は結構、静かかな? 一人でいることが好きな子で、すごく人見知りします。ドラマでも3〜4ヵ月皆さんと一緒にいますけど、2ヵ月ぐらいは全然喋らないですね(笑)。――彼氏に浮気されたももこが出会うオトナの男・多賀谷役を演じたオタギリジョーさんの印象は如何でしたか?
本田:オタギリさんとは今回が初共演だったので、テレビで観ていた印象から最初は「少し無口なのかな?」と思ってたんですけど、現場で会う回数が増えるにつれ、段々お話できるようになって。ほのぼのした会話もしたり、楽しく現場を過ごさせていただきました。お芝居する時も自然体で、私のタイミングに合わせてくださったり勉強になりました。私はまだ経験が少ないんですけど、すごく優しくしていただいたので、いつもももちゃんをフォローして、ちゃんと見てくれている多賀谷さんみたいな感じがしました。――本田さんご自身は、どんな男性に魅力を感じますか?
本田:何かあっても動じない、年上で同世代にはない落ち着きがある人に魅力を感じますね。あとは色々相談できる人がいいです。――ももこが働くPデザインには個性豊かな面々が揃っていますが、本田さんが仕事仲間に求めることは?
本田:明るい人達がいいですよね。Pデザインの人達は皆さんすごく面白いけど、堂本さん役の和田さんがちゃんと引き締めてくれるじゃないですか。あとは輪嶋さん役の青柳さんが喝を入れてくれるし、ああいう仕事現場はすごくいいなと思いました。――そんな中で、本田さんご自身はどんな存在でいたいですか?
本田:私は、ももちゃん的な立場にいたいですかね(笑)。怒ってくれる人ってあまりいないから、そういう意味で、ももちゃんはすごく幸せだと思うんですよ。――人にはどうしてあげたいですか?
本田:じゃあ、出来るだけみんなを笑わせたい(笑)。次のページ:楽しいことも多いけど、辛いことも多いです(笑)