【エンタがビタミン♪】「タモリやたけしよりも大変」。さんまが引退発言について本音語る。
お笑いタレントの明石家さんまがジャニーズグループ・嵐の番組『ひみつの嵐ちゃん』に出演した。この日は滅多にしない真面目な話もするというさんまに櫻井翔が「引退を考えたりするんですか?」と率直に尋ねたところ、さんまが今の気持ちを正直に話した。彼はこれまでも引退について語っているが、いくつかの理由が入り混じる本音を明かしたのは初めてだろう。
今年で57歳になった明石家さんまは、昨年あたりからテレビ番組で何度か引退について口にしている。それは「60歳でテレビのレギュラー番組はやめる」というもので、ナインティナインや千原ジュニアらがそれを聞いて動揺していたほどだ。
10月11日に放送された『ひみつの嵐ちゃん』で櫻井翔からその引退について問われたさんまは、これまでには話さなかった胸のうちを明かしたのである。
さんまが『オレたちひょうきん族』でタケちゃんマンの敵キャラ、妖怪人間知っとるケを演じたのが30歳だった。彼はその当時を振り返りつつ、「この年になってテレビに出てゲストに呼ばれるなんて夢にも思わなかった」と話す。若い頃は「1〜2年でブームは去る」と思っていたそうだ。だが、やがてビートたけしやタモリと共に“お笑いBIG3”と呼ばれるようになった頃には、「50歳や60歳ではどっしりと構えた大御所になるはずだった」と目指すスタイルがあったのだ。
「たけしさんやタモリさんは懐が深いけど、俺の芸風は“あわてんぼう”やから」とさんまはいう。さらに彼は37年間突っ走ってきた自分のお笑いについて、「パワーは懐の深い芸人より大変やと思う」と明かした。今後、どこまでそのスタイルが持つか不安を感じているようだ。
さんまはこれまでも「若いおもしろい芸人が出てきた方が良いのではないのか」と引退を考える理由を話していたが、それは「後進に道を譲る」という意味合いに取れた。しかし、彼の中で「自分がテレビにいつまでも出て、見ている人は本当に楽しいのか」という疑問が大きくなっていることが、その理由のひとつなのである。
以前の発言では「60歳でテレビを引退する」と話したさんまだが、この日は「テレビを離れても舞台はやるつもりだ」と舞台への意欲を見せていた。「舞台の場合は俺を見る為にわざわざ来てくれる人たちなので、安心して続けられる」というのがその理由だ。
もし、さんまが引退発言どおりに計画を立てているのであれば、あと3年ほどでテレビ番組から舞台へと活躍の場を移すことになりそうだ。しかし、後輩たちがそれに応えるような活躍を見せなければ、さんまとしてもポストを譲るわけにはいかないだろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)
今年で57歳になった明石家さんまは、昨年あたりからテレビ番組で何度か引退について口にしている。それは「60歳でテレビのレギュラー番組はやめる」というもので、ナインティナインや千原ジュニアらがそれを聞いて動揺していたほどだ。
さんまが『オレたちひょうきん族』でタケちゃんマンの敵キャラ、妖怪人間知っとるケを演じたのが30歳だった。彼はその当時を振り返りつつ、「この年になってテレビに出てゲストに呼ばれるなんて夢にも思わなかった」と話す。若い頃は「1〜2年でブームは去る」と思っていたそうだ。だが、やがてビートたけしやタモリと共に“お笑いBIG3”と呼ばれるようになった頃には、「50歳や60歳ではどっしりと構えた大御所になるはずだった」と目指すスタイルがあったのだ。
「たけしさんやタモリさんは懐が深いけど、俺の芸風は“あわてんぼう”やから」とさんまはいう。さらに彼は37年間突っ走ってきた自分のお笑いについて、「パワーは懐の深い芸人より大変やと思う」と明かした。今後、どこまでそのスタイルが持つか不安を感じているようだ。
さんまはこれまでも「若いおもしろい芸人が出てきた方が良いのではないのか」と引退を考える理由を話していたが、それは「後進に道を譲る」という意味合いに取れた。しかし、彼の中で「自分がテレビにいつまでも出て、見ている人は本当に楽しいのか」という疑問が大きくなっていることが、その理由のひとつなのである。
以前の発言では「60歳でテレビを引退する」と話したさんまだが、この日は「テレビを離れても舞台はやるつもりだ」と舞台への意欲を見せていた。「舞台の場合は俺を見る為にわざわざ来てくれる人たちなので、安心して続けられる」というのがその理由だ。
もし、さんまが引退発言どおりに計画を立てているのであれば、あと3年ほどでテレビ番組から舞台へと活躍の場を移すことになりそうだ。しかし、後輩たちがそれに応えるような活躍を見せなければ、さんまとしてもポストを譲るわけにはいかないだろう。
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)