俳優のライアン・オニール、「前立腺がん」を告白。右は故ファラ・フォーセットが生んだ息子のレッドモンド。

写真拡大

10年以上も前に「慢性白血病」の診断を下されながらも俳優活動を続け、最近ではTVドラマ『90210』や『Bones』に出演していたライアン・オニール。名作『ある愛の詩』のあの俳優もすでに70歳、今度は「前立腺がん」を医師に告げられてしまった。

人生やらなくてはならないことがたくさん残っているはずの俳優ライアン・オニール。彼はどうしてこうも重い病気に見舞われてしまうのか。「慢性白血病」に続いては「前立腺がん」、このほどオニールの広報担当者が彼に代わって声明を発表した。

“最近私は前立腺がんであると診断されました。ステージ4だそうです。もちろんショックで打ちのめされてしまいましたが、それでも発見が早く、最高の腕を誇る医師団から完治も見込めると説明され、ああラッキーだと感じました。”

“友人や家族からの励ましには心から感謝しています。こういう怖い病気は多くの人々に強い苦しみを与えるものです。とにかく皆さんに、定期健診による早期発見が何よりの予防手段だということをお伝えしたいです。”

オニールで思い出されるのは、2009年6月に62歳で他界した元祖セクシー女優のファラ・フォーセット。彼女の2年半余りにわたる「肛門がん」との闘いは壮絶なものであり、オニールも長年のパートナーで子供もなした仲であるファラをよく励まし続けたのだが、これから始まる彼の闘病生活は、いったい誰が隣に来て辛抱強く支えてくれるのであろう。

ちなみに、オニールとファラの間に生まれた息子レッドモンド・オニールは10代から度々ドラッグで警察、裁判所、刑務所のお世話になっている。母ファラの死をもってしても断ち切れないドラッグ依存。すべて「父ライアンの影響」の一言で片づけられて来た。昨年夏にも大麻とヘロインの不法所持で逮捕され、しかし執行猶予処分となってリハビリ入りを命じられると、レッドモンドはその施設内でも何者かによって持ち込まれた薬物を使用。あわや再び収監かと噂されたどうしようもないボンボンである。
(TechinsightJapan編集部 Joy横手)