スペインのスポーツ紙「アス」などが伝えたところによると、サントスのブラジル代表FWネイマールが、バルセロナのペップ・グアルディオラ監督に移籍を直訴したという。

FIFAクラブワールドカップ2011決勝戦終了後、セレモニーが始まる直前にグアルディオラに近づき、「僕を(バルセロナへ)連れて行ってほしい」と話しかけたと報じられている。

ネイマールはサントスの一員として同大会に出場したが、18日に行なわれた決勝でバルセロナに完敗。試合前の予想では、バルサ有利の声が多いながらも「ネイマールがその才能を見せつけ、バルセロナを苦しめるのでは」という予想もあった。

しかし、実際にはボール保持率で70パーセントを超えるなど、バルセロナがサントスを終始圧倒。試合後、ネイマールは「バルセロナにはフットボールのやり方を教わったよ。彼らはマシンだ」と涙ながらにコメントしていた。

なおバルセロナのサンドロ・ロセイ会長は、ネイマール獲得の件について「それはペップに聞いてくれ」とかわしている。

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バルサ会長:「ネイマール?ペップに聞いてくれ」