フジテレビ「すぽると!」(14日深夜放送分)では、東都大学リーグの先輩後輩の間柄となるソフトバンクホークス・松田宣浩と巨人・長野久義による対談の模様を放送した。

互いに大学時代の印象を訊かれると、「同じリーグで歳も近い。いや一コ下なので本当に力があるなって常に思っていました」と、よく聞くと意味の分からないコメントを発した松田に対し、長野は「松田さんが打っているところの打球の音を聞いてビックリしました」と語る。

また、今季はそれぞれのチームで4番を経験した両者だが、長野の「いい経験をさせて貰ったと思いますし、まだまだ4番を打てるような実力じゃない」という言葉に、アナウンサーが「だいたい謙虚な感じの人なんですね?」と松田に振るや、松田は「いや、実際謙虚じゃないです。すごい元気でいい後輩です」と即答。ここでも、微妙に意味の伝わらない言い回しで長野を評価した。

徐々に天然キャラが露になってきた松田は、「旅行に行きたい国は?」と訊かれても、ハワイとフリップに書きつつ「書いてちょっと気になったんですけど、これ国ですよね?」と真顔で尋ねる。

この質問に「アメリカ合衆国ですね」と苦笑いを浮かべたアナウンサーだったが、質問が続くと今度は長野が意外な一面を見せた。

「最後の晩餐」を訊かれ、「焼肉」と答えた松田に対し、長野はなんと「パン」と回答。「とにかくパンが好きなんですよ」、「色んなパン食べたいです」と、松田同様、真剣な表情で語るも、アナウンサーが「普段ごはんよりもパンなんですか?」と尋ねると、「ごはん食べます」とアッサリ。

「朝はパン食べたいですね」と無理矢理付け加えたが、松田は「(地球最後の日にパンが用意されていたら)ちょっと泣きそうになりますね」と一蹴。不思議な雰囲気をまとった両者の対談は、最後までスイングしたようなしないような――、ただ、そのキャラクターの強さだけはしっかりと伝わった。