Jトライアウトに元日本代表選手も。過酷な生存競争如実に
13日、JPFA=日本プロサッカー選手会がトライアウトを開催した。「クラブより翌年以降の契約を更新されなかった選手が、選手獲得を望むクラブに対しプレーを見せる機会」(JPFA公式サイトより)として、ゲーム形式+キーパーはゴールキーパーテストで選考が行われる。
同日、公式サイト上には参加選手や組み分けが発表されたが、その中には史上最年少となる17歳322日で国際Aマッチデビューを飾り、2002年の日韓W杯にも出場した市川大祐、ジェフユナイテッド市原千葉で元日本代表でもある村井慎二や、2009年にもトライアウトを受けている茶野隆行などの名前もあり、過酷な生存競争を改めてうかがわせた。
また、水戸ホーリーホックの常盤聡や、J1昇格を決めたFC東京の柳楽智和など、主にJ2クラブ退団が決まっている20台半ばの選手も多く、9日、サッカーメディア「Soccer Journal」に掲載されたサッカージャーナリスト・小澤一郎氏のコラム『「ビニール傘化」するJリーガーをなくすために』がネットを中心に大きな話題となったが、まさに、本コラムの中で綴られた「予算の厳しいJ2クラブは選手のレベルよりも単年、低年俸で解雇もしやすい条件を優先して大卒選手を大量補強するような傾向」を感じさせるトライアウトとなった。
■関連リンク
・【特別寄稿】「ビニール傘化」するJリーガーをなくすために(小澤一郎)
同日、公式サイト上には参加選手や組み分けが発表されたが、その中には史上最年少となる17歳322日で国際Aマッチデビューを飾り、2002年の日韓W杯にも出場した市川大祐、ジェフユナイテッド市原千葉で元日本代表でもある村井慎二や、2009年にもトライアウトを受けている茶野隆行などの名前もあり、過酷な生存競争を改めてうかがわせた。
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