11日、長居スタジアムで開催されたW杯アジア3次予選=日本×タジキスタンの一戦は、ハーフナー・マイク、岡崎慎司、香川真司がそれぞれ2得点を挙げるなど、計8ゴールで日本代表が快勝した。

2000年10月、トルシエ監督時代に行われたウズベキスタン戦以来となる大量得点に沸いた一戦から二日――。13日には大手スポーツが、11月にアウェーで行われる同一戦において、日本サッカー協会・小倉純二会長がタジキスタンサッカー連盟サイドに、試合会場の芝を短くするよう異例の要請を行ったところ、これが了承されたと報じた。

12日には、タジキスタン・アリムジョン・ラフィコフ監督が、8得点差にも関わらず、終始クリーンなプレーを続けたことについて、「(日本選手に)ケガをさせては申し訳ない」と語るなど、その姿勢が“謙虚すぎる”と話題になったばかり。

その上、ホームで日本を迎え撃つ立場になっても、パスサッカーを得意とする相手国に対し、ボールスピードが上がることになる“芝刈り”の要求に応じるなど、もはや謙虚を通り越した不可解な対応といってもいい過ぎではないだろう。

この報道に対し、ネットの掲示板上でも、「なんだか申し訳ない」「隣に引っ越してきたらいいのに」「ホームだから別に言うこと聞かなくていいのに 」「これはやりすぎだろw」といったコメントが多く寄せられた反面、「アウェイくらいきつい試合経験しとけ タジクに甘えんな」という指摘も見られた。

■関連リンク
アウェーのタジク戦、「芝短く」要求あっさり通る
タジク監督の謙虚さが話題に「日本選手をけがさせたら申し訳ない」
恐るべきタジキスタン!1試合を捨てて油断を誘う大三味線に要注意の巻。