ロサンゼルス・ギャラクシーMFデイヴィッド・ベッカムは、2007年にニューヨークとロンドンで自らと関係を持ったと主張するコールガール、イルマ・ニチさんと彼女の告白を報じた『イン・タッチ』誌に対し、1600万ポンド(約21億4000万円)の損害賠償を求めている。

だが、英紙『サン』が匿名の情報源からのニュースとして報じたところによると、イルマさんはそのベッカムに対し、「法廷で下着を脱ぐこと」を求めているという。イルマさんはベッカムの下半身に関する「明らかな特徴」を知っており、法廷で身をさらすことはそれを立証するからというのが理由だ。

ただし、イギリスのタブロイド紙によれば、そのベッカムの「特徴」というのは、インターネット上で以前から知られていることだという。そのため、イルマさんが単純に「グーグル」などでそれを知ったということもあり得るそうだ。

ベッカムの関係者という人物は、「必死になっている残念な女性の妄想だよ。彼女は自分のウソを立証することができないんだ。それができるなら、すでにこの件に飛びついているたくさんのメディアのどこかで出ているはずさ。彼女にオファーがなかったのは、偶然じゃないんだよ」と話している。

一方、イルマさんの代理人は次のように主張している。

「彼女に対するあらゆる法的措置が思いつきだよ。彼女の話には、まだ知られていないこともあって、我々はベッカムとの関係が明らかだったと納得させるべく、彼女が詳細やほかの証拠を出せると自信を抱いているからね。話を進めたいなら、ベッカムは法廷で下着を下す準備をした方が良い。イルマが知っている明らかな特徴は、彼女が言っていることが間違いない真実だと証明してくれるだろうからね。ベッカムの訴えは根拠がないが、ポッシュ(ヴィクトリア夫人)に何か言わなければいけないのさ」

なお、『デイリー・スター』によると、ベッカムはヴィクトリア夫人とナパバレーへの旅行を準備しているそうだ。最近の屈辱を忘れさせ、2人がより愛しあっていること、アメリカを離れるつもりがないことを示すためだという。