周囲にいる就職活動中の学生さんたちから、内々定の報告が増えてきました。大手企業や中堅企業の名前ばかりですので、このペースでいけば4月末には人気企業と呼ばれる会社の採用活動は終息するものと思われます。

なかなか発表されなかった「各社の採用人数」ですが、採用活動が終わりかけてきて、また決算が始まって、かなり絞り込んだ人数で徐々に発表されています。

さて、2009年1月18日に「2010年新卒の就職活動は長期化する」というコラムを書いた時には、正直ここまで新卒採用数を絞り込むということはあまりイメージできていませんでした。

2010年入社の就職活動を考えてみると、不況の時はだいたい「理系」「体育会系」「明るさ」「忍耐強さ」が暗黙の採用基準となりますので、「自己PRを美しくするよりも大切なことがある」とコラムを書き続けてきました。

実際、リクルート社が発表した就職ブランド調査で上位にある会社で内々定を受けた学生達を見る限り、未だに自己PRは不安だったりもしますし、突発的な質問では顔が一気に真っ赤になったりもします。
結局、そのまま内々定まできてしまったというのが、今年の就活中のモチベーション管理を手伝った感想でもあります。

こんなことを書くと、内々定を受けた学生達に怒られそうですが、実際、面接時に「自分をいかに表現するか」ということに囚われると、いわゆる「KY」になってしまいますから面接に通りにくくなっているようです。そして面接が通らないと自信を無くして余計に「自分を表現しようとする」ので、さらに「KY」さが目立つ結果になっていくように感じています。

状況だけを書いても仕方ありませんので、これから面接を受ける方へ、面接を通過するためのポイントを。

■ 友達と一緒に就活の楽しみ方を考えること

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