ニンテンドーDSiの新色、PSPの新色、
使われているのは実は人間の脳にとって最も基本的で親しみやすい色だったのです。

今回は、『色は感性だけではなく、ルールに基づいて決められている』ということについてお話します。

皆様こんにちは♪
新人美女也(ビジョナリー…笑)の、
カラーコンサルタントRosa代表山田美帆です。


本日、『オードリー』のコマーシャルでおなじみの、
ニンテンドーDSiに新色が加わりました。
今回新発売となるのは、
『ピンク』『ライムグリーン』『メタリックブルー』の3色。
つまり、「光の三原色」であるRGB(赤・緑・青)の色調に
若干の変化を加えたものです。
それに従来の白と黒を加え、5色展開となりました。

実はこのRGB。
企業が商品展開をするときに、よく用いられる色なのです。
RGBはディスプレイなどの色を出すのに使われており、
その三色の混合割合ですべての色を作り出すことができるのです。

人間の網膜にある視細胞の中には、
錐体と呼ばれる明るさを感じる視細胞が存在し、
L錐体(赤錐体)、M錐体(緑錐体)、S錐体(青錐体)という
3種類の視物質によって色を認識しているのです。

よって、このRGBと言う色は、人間の脳内でも基本の色と言えるので、
使いやすいのですね。


だから無彩色(黒・グレー・白など色みのない色)以外の
展開をしたい時は、この3色は役に立つのです。
この『ニンテンドーDSi』のコマーシャルでも、
3色並べた映像がありますが、調和が取れています。


ところで、ニンテンドーDSiに先駆けて、
3月5日、PSP(プレイステーション・ポータブル)に
新たなカラーラインナップが加わってます。

こちらは、従来の黒・白・グレーに加えて、
赤(ラディアント・レッド)・青(バイブラント・ブルー)
黄(ブライト・イエロー)・緑(スピリティッド・グリーン)
の7色となりました。

新たに色展開した、赤・青・黄・緑の4色。
RGBに黄色が加わっただけです。


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