看護教育から考える「デキる人」への道のり/荒川 大
知人の看護師が年間教育計画を作成していまして、その時の会話から「デキる人」になるための簡単なポイントを書いてみたいと思います。
再就職支援やメンタルヘルスのカウンセリングを提供している中で、様々な企業の人事担当者とお話しすると、お互いに情報交換をしているわけでもなさそうなのに、同じ会話になることがあります。
1.2009年は中途採用は必要最小限。でも新卒採用は止めたくない。
2.会社の競争力の源泉は「社員」。だから人材育成は可能な限り実施。
3.リストラ対象者は、環境や組織の変化に対応できない人に限定したい。
4.環境や組織の変化に対応できないとは、メンタル面や過去を引きずる人。
これらの状況を考えると、自分を客観的に見ることができれば、ある程度雇用は守られることになるのかもしれない…とちょっとだけ淡い期待をしてみたりもします。
さて、看護師といえば、医師と同様に患者の命を預かる大切な仕事をする人たちです。しかし、過重労働やシフト制の勤務、女性が主体の職場に生死に直接触れる機会が多いなど、メンタルヘルスを害することも多く、沢山の方が退職し、また転職していきます。
また各病院での課題は、年齢・経験の異なる看護師の方々が、病院が定めるレベル以上で看護を行うことができるように、看護師一人一人の経験・スキル・スタンスを把握し、チカラを発揮できる環境を作り、離職を止めることなのだそうです。
■ 常に新しい仕事に対処できるように
とにかく大きな病院は教育に熱心です。患者さんが集まらなければ経営は成り立たず、医療・看護のレベルを高めなければ命に関わるリスクを抱え、やりがいを感じられない仕事では医療従事者が他の病院に移ってしまう。
見方によっては、どの業界よりも人材管理の難しい業界かもしれません。
■ 新しい仕事に対応できる人になる
続きはこちら
再就職支援やメンタルヘルスのカウンセリングを提供している中で、様々な企業の人事担当者とお話しすると、お互いに情報交換をしているわけでもなさそうなのに、同じ会話になることがあります。
1.2009年は中途採用は必要最小限。でも新卒採用は止めたくない。
2.会社の競争力の源泉は「社員」。だから人材育成は可能な限り実施。
3.リストラ対象者は、環境や組織の変化に対応できない人に限定したい。
4.環境や組織の変化に対応できないとは、メンタル面や過去を引きずる人。
さて、看護師といえば、医師と同様に患者の命を預かる大切な仕事をする人たちです。しかし、過重労働やシフト制の勤務、女性が主体の職場に生死に直接触れる機会が多いなど、メンタルヘルスを害することも多く、沢山の方が退職し、また転職していきます。
また各病院での課題は、年齢・経験の異なる看護師の方々が、病院が定めるレベル以上で看護を行うことができるように、看護師一人一人の経験・スキル・スタンスを把握し、チカラを発揮できる環境を作り、離職を止めることなのだそうです。
■ 常に新しい仕事に対処できるように
とにかく大きな病院は教育に熱心です。患者さんが集まらなければ経営は成り立たず、医療・看護のレベルを高めなければ命に関わるリスクを抱え、やりがいを感じられない仕事では医療従事者が他の病院に移ってしまう。
見方によっては、どの業界よりも人材管理の難しい業界かもしれません。
■ 新しい仕事に対応できる人になる
続きはこちら