「慈善」というキー・バイイング・ファクターを考える/金森 努
人はモノの購入を決断する時、必ず何らかの「理由」が存在する。理由の自覚がない衝動的な購入であったとしても、何らかそのモノに惹かれるポイントがあったはずなのだ。その「買う理由」を「KBF=Key Buying Factor」という。
今日は、これからKBFに加えたい一要素を考えてみよう。
先週、ある企業の研修で一人の受講者をふと見ると、そのシャツが気になった。・・・似ている。その赤いストライプの色や間隔、そしてボタンダウンの襟のボタンまで、筆者が着ているものとそっくりだった。聞いてみると、やはり、同じメーカーのものだった。ユニクロ製。
筆者の洋服や身の回りのモノのKBFはかなり特殊だといえるだろう。テーマカラーが「赤」なので、色にこだわり、デパートやショッピングセンターをふらふら歩いて、赤いモノに反応して即買いする。男性用でキレイな赤は少ないので、見つけた時は躊躇してはならない。それ故、値段やブランドはバラバラ。「赤くてキレイ」は唯一のKBFなのだ。
その意味からすると、高品質で安価という、コストパフォーマンスに優れ、特に赤の発色がいいユニクロは合理的なKBFを提供してくれるため、好きなブランドの一つとなっているなのだが、唯一覚悟しなくてはならないのが「人とかぶる」という点なのだ。人とファッションがかぶることを極度に嫌う方ではないし、「それと同じの買ってもいい?」と人の真似をしたこともある。しかし、冒頭のように初対面の人と出会い頭でかぶるのは、なんとなく気まずい。
さて、ここからが今日紹介したい本論だ。
むしろ人とかぶること、自分と同じモノを身に付けている人が確実にもう一人存在している。そして、それこそが価値であり、KBFになるという商品を見つけた。
<世界の子供に「おそろい」の靴をプレゼント!>
http://greenz.jp/2009/03/07/toms/
アメリカ・カリフォルニアの靴ブランドで「TOMS」というらしい。
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今日は、これからKBFに加えたい一要素を考えてみよう。
先週、ある企業の研修で一人の受講者をふと見ると、そのシャツが気になった。・・・似ている。その赤いストライプの色や間隔、そしてボタンダウンの襟のボタンまで、筆者が着ているものとそっくりだった。聞いてみると、やはり、同じメーカーのものだった。ユニクロ製。
その意味からすると、高品質で安価という、コストパフォーマンスに優れ、特に赤の発色がいいユニクロは合理的なKBFを提供してくれるため、好きなブランドの一つとなっているなのだが、唯一覚悟しなくてはならないのが「人とかぶる」という点なのだ。人とファッションがかぶることを極度に嫌う方ではないし、「それと同じの買ってもいい?」と人の真似をしたこともある。しかし、冒頭のように初対面の人と出会い頭でかぶるのは、なんとなく気まずい。
さて、ここからが今日紹介したい本論だ。
むしろ人とかぶること、自分と同じモノを身に付けている人が確実にもう一人存在している。そして、それこそが価値であり、KBFになるという商品を見つけた。
<世界の子供に「おそろい」の靴をプレゼント!>
http://greenz.jp/2009/03/07/toms/
アメリカ・カリフォルニアの靴ブランドで「TOMS」というらしい。
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