そんな…


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2026年4月より始まった「共同親権」。

「子どもにとっての最善の利益を実現するため」に、離婚後にも父母双方が親権を持つことで、子どもへの監護・教育・財産管理などが互いに可能となる法改正です。

しかし制度が変わっても、心のほうはどうでしょうか。

真面目で正論を振りかざす夫との生活に限界を感じ、年長の娘を連れて離婚を決意した薫も、この法改正によって苦しむことになったひとり。

ようやく離婚届に記入をすると決めたその夜、夫が突然「共同親権を持ちたい。僕も娘の親だ」と言い出したのです。

その日は、ちょうど共同親権が施行される日でした。

「子どものため」という言葉と自分の気持ちの間で揺れ動く心の葛藤をリアルに描いたセミフィクションをお送りします。

※本記事はとーや あきこ著の書籍『離婚しても終わらない 共同親権がはじまる日』から一部抜粋・編集しました。

登場人物


■子どもの利益

何を言ってるの?


おかしいと思うんだけど…


何がおかしいのかな?


本当にそうかな?


こんな風に――


支配され続けてしまう


利益?


なんか変じゃない?


実家!?


何が悪いの?


負担が大きすぎると思う…


なかったことにしましょう?


それはできない


離婚はしないから


嘘でしょ…


ようやく終われると思ってたのに


著=とーや あきこ/『離婚しても終わらない 共同親権がはじまる日』