1月14日のローマ戦ではロスタイムに同点に追いつき、貴重な勝点1を獲得したメッシーナだが、チームの成績は下位から脱却できずにいる不甲斐ない状況から、常に選手の補強や放出の噂が駆け回っている。

 メディアも連日のようにこの噂を助長する報道を繰り返しているが、主力であるパリーシ、ディナポリの移籍報道によって、選手たちのストレスも限界に達したようだ。選手たちは自ら話し合って、移籍マーケットが閉鎖される1月31日まで、メディアに対して移籍に関する話題は一切口にしないことを決めている。

 これまでオーナーやフロント、つまりクラブ主導によるかん口令はあったが、今回は選手自らの判断で口を閉ざすという珍しい事態に。試合に集中したいということだろうが、黙れば黙るほど憶測が飛ぶ可能性もある。果たして、選手たちの判断は吉と出るか、凶とでるか。