侍ジャパンの「打てるキャッチャー」佐藤が指名打者で2点目のタイムリー
野球の国際大会「ラグザス プレミア12」で日本代表「侍ジャパン」は18日、1次ラウンド最終戦(台湾・天母球場)でドミニカ共和国と対戦している。
日本のスタメンは、登録されている捕手のうち、坂倉(広島)がマスクをかぶり、佐藤(ロッテ)が指名打者に入り、8番指名打者で先発出場した佐藤が第1、2打席と連続ヒットで気を吐いた。
プロ5年目の今季、114安打、打率2割7分8厘とブレイクした「打てるキャッチャー」だ。2本のヒットは、いずれも左打席から逆方向のレフトに流し打ち、三回の二死満塁では日本の2点目の同点タイムリーとなった。
しかしこの場面、三塁を回ってややスピードを緩めていた二塁走者の栗原が本塁を踏む前に、一塁走者の紅林が三塁でタッチアウトとなり、2点目は認められず。日本はチャレンジを求めたが、ビデオ検証でも判定は覆らなかった。記録に表われない「走塁ミス」で幻の得点となった。