キューバと対戦した侍ジャパン【写真:小林靖】

写真拡大

ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12

 野球の国際大会「ラグザス presents 第3回 WBSC プレミア12」は17日、台湾・台北市の天母球場で日本―キューバ戦が行われた。日本がミスから6-6の同点に追いつかれ、なおもピンチの場面で球場には台湾ファンの温かい声援「加油!(頑張れ)」のコールが響いた。

 日本が6-4とリードした7回1死一、二塁の場面で、清水達也が投ゴロを一塁へ悪送球。2者生還で同点に追いつかれた。その後も2死一、二塁とピンチを迎えたが、打者モンカダに対して2ボール1ストライクとなったところで、球場には「加油!」のコールが響いた。台湾ファンが日本に送ったエールと見られ、激励の直後に清水は二ゴロに抑えてピンチを脱した。

 前日の16日、日本―台湾戦では4万人収容の台北ドームをほとんど台湾ファンが埋め尽くし、大応援が繰り広げられたが、日本選手に対するブーイングなどはほとんどなく、試合後には両チームに対して拍手が送られるなど友好ムードが広がっていた。

(THE ANSWER編集部)