GK鈴木また好セーブで日本の危機救った! 森保監督は称賛「最後に彩艶が止めてくれる」
「W杯アジア最終予選、インドネシア代表0−4日本代表」(15日、ジャカルタ)
2026年に米国、カナダ、メキシコで共催されるW杯北中米3カ国大会アジア最終予選のC組第5戦で、8大会連続出場を狙う日本はインドネシアに4−0で快勝した。4勝1分けの勝ち点13とし、C組首位で最終予選を折り返した。前半にMF南野拓実(モナコ)の得点などで2点リードし、後半も加点した。世界ランキング15位の日本は同130位のインドネシアとの対戦成績を12勝2分け6敗とした。19日には中国と福建省アモイで対戦する。
若き守護神がまたも日本の危機を救い、2試合ぶりの無失点に貢献した。前半9分に相手のカウンターから、大雨でピッチコンディションが悪い中、DF板倉がロングボールの処理を誤り決定機を作られる。相手FWと1対1の場面だったが、鈴木が適切に距離を詰め、最後は右足で相手のシュートを防いだ。10月の同予選サウジアラビア戦でも、強烈なシュートを横っ跳びからの右手一本で好セーブを見せていた。
最終予選で、試合前までの全4試合でフル出場だったDF谷口をけがで欠き、右から橋岡、板倉、町田の新3バックで臨んだ日本だったが、序盤は両サイドの突破を許すなど押し込まれた。そんな中でのビッグプレーに、森保監督は「最後に彩艶が止めてくれるところ。難しいところを耐えたことが勝利につながった」とたたえた。