フリンポンはマンチェスター・シティに復帰するのだろうか photo/Getty Images

写真拡大

16-17シーズンにペップ・グアルディオラ監督を招へいし、現在に至るまで数々のタイトルを獲得してきたマンチェスター・シティ。しかし、ペップとの契約は今季限りとなっており、今後の進退は明らかになっていない。

『Football Transfers』によると、ペップはシティとの契約延長を希望しており、来夏に獲得して欲しいターゲットの名前をクラブに伝えたという。それがレヴァークーゼンのジェレミー・フリンポンとブレントフォードのセップ・ファン・デン・ベルフだ。

どちらもDFの選手で、フリンポンはWB、SBとしてプレイできる。昨季無敗優勝を成し遂げたレヴァークーゼンでは攻撃的なWBとしてチームに貢献しており、9ゴール9アシストと数字も残した。スピードに強みがある選手で、今季衰えが指摘されているカイル・ウォーカーの後釜としての獲得なのだろう。フリンポンはユース時代をシティで過ごしている。

ファン・デン・ベルフは元リヴァプールの選手で、今夏トーマス・フランクが指揮するブレントフォードへ完全移籍で加わっている。リヴァプールではトップチームで出場機会を得られず、昨季はブンデスリーガのマインツをローン先に選び、経験値を積んだ。同メディアによると、ペップは2021年のプレシーズンマッチでファン・デン・ベルフのパフォーマンスに感銘を受け、それ以来動向を注視しているという。実際に今夏も獲得に動いたが、ブレントフォードに勝るオファーを提示できず、撤退していたようだ。

フリンポンは攻撃的なポジションでプレイすることもあるが、ファン・デン・ベルフと同様DFの選手だ。今季の不調は怪我人の続出が大きく影響しており、ペップはまず最終ラインの安定感を取り戻したいのだろう。