北野武「よくぞ作ったな」『グラディエーターII』へ感嘆 特別コメント映像公開
第73回アカデミー賞(R)で作品賞・主演男優賞を含む5部門受賞を果たしたリドリー・スコット監督作『グラディエーター』(2000)の続編『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』より、作品をいち早く鑑賞した北野武が余韻に浸りながら笑顔で絶賛する特別コメント映像が公開された。
【動画】北野武、絶賛! 『グラディエーターII』特別コメント映像
本作は、人類の歴史上最大級の栄華を誇った大帝国・古代ローマを舞台に、苛烈を極める皇帝の後継者争いの陰謀に巻き込まれ奴隷へと落とされた元大将軍が報復を誓い、剣闘士(グラディエーター)としてコロセウムで極限の闘いに挑む姿を描いたリドリー・スコット監督作『グラディエーター』の続編。
今作の監督もリドリー・スコット。アカデミー賞作品賞受賞作の続編が、同じ監督によって作られるのは、フランシス・フォード・コッポラ監督による『ゴッドファーザー』(1972)の続編『ゴッドファーザー PART II』(1974)以来。本作がアカデミー賞作品賞を受賞すれば約50年・半世紀ぶりのシリーズ2作連続受賞となる。
先日には、初来日となる主演のポール・メスカル、オスカー俳優のデンゼル・ワシントン、前作『グラディエーター』から主要キャストで唯一の再登場となったコニー・ニールセン、新時代の暴君皇帝役を務めたフレッド・ヘッキンジャーの4人のキャストおよびプロデューサー陣が、大々的な来日プロモーションを敢行。パラマウント史上最大規模となる、約1000人のファンと共に大盛り上がりとなったレッドカーペットイベントも記憶に新しい。
そしてこの度、巨匠監督・北野武が本作をいち早く劇場で鑑賞。その興奮が冷めやらぬままインタビューで絶賛する姿を、ギュっと凝縮した特別コメント映像が公開された。
北野は、まず映画の感想を問われると、コロセウム一面に水を溜め、艦船、炎、さらにサメまで海遊させて本物の戦争さながらに壮絶な海戦を展開させるバトルシーン“模擬海戦”を真っ先に挙げ、「よくぞやったな。それだけでも面白い。もっと長くやってほしかった」とその完成度に圧倒された様子。この海戦は、古代ローマ帝国で実際に行われていたとも言われており、「イメージはよく本には書いてあるけど、実際に映像にして観ると、よくぞ作ったな、と。たまにはこのようなスケールの大きな映画を劇場で観た方が絶対良い。テレビはあのスケールは出ない。海戦のシーンやグラディエーターの闘いぶりは、デカいスクリーンで観ないとつまんない」と興奮気味に語る。
自身の作品でも、バイオレンスを真正面から描く演出で観客を虜にしてきた北野。本作での生死を賭けたグラディエーターたちの闘いの表現について「必要な戦いの姿を出してる。無理に暴力的になってない。上手いと思う。過度な事はしないけど、わざとらしく暴力は外してない。当然のように暴力のシーンは暴力として描く。リドリー・スコット監督は、世界中の大人数の人が観るような大きい映画を作るだけあって、良い塩梅になっている」と、スコット監督の手腕を讃えた。
そして最後は、これから観る人々へ向けて「大画面で観てほしい! 今までの映画でやってないことにチャレンジしてて、映画の良さが全て入ってる。アクションも本当に楽しめる。映画の根本的な楽しみ方、観て覚えてください!」とメッセージ。巨匠監督がいち映画人として笑顔も見せながら、最高の映画体験の歓びを語る言葉の数々に、作品への期待が沸き立つ貴重なインタビューとなっている。
映画『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』は、11月15日より全国公開。
【動画】北野武、絶賛! 『グラディエーターII』特別コメント映像
本作は、人類の歴史上最大級の栄華を誇った大帝国・古代ローマを舞台に、苛烈を極める皇帝の後継者争いの陰謀に巻き込まれ奴隷へと落とされた元大将軍が報復を誓い、剣闘士(グラディエーター)としてコロセウムで極限の闘いに挑む姿を描いたリドリー・スコット監督作『グラディエーター』の続編。
先日には、初来日となる主演のポール・メスカル、オスカー俳優のデンゼル・ワシントン、前作『グラディエーター』から主要キャストで唯一の再登場となったコニー・ニールセン、新時代の暴君皇帝役を務めたフレッド・ヘッキンジャーの4人のキャストおよびプロデューサー陣が、大々的な来日プロモーションを敢行。パラマウント史上最大規模となる、約1000人のファンと共に大盛り上がりとなったレッドカーペットイベントも記憶に新しい。
そしてこの度、巨匠監督・北野武が本作をいち早く劇場で鑑賞。その興奮が冷めやらぬままインタビューで絶賛する姿を、ギュっと凝縮した特別コメント映像が公開された。
北野は、まず映画の感想を問われると、コロセウム一面に水を溜め、艦船、炎、さらにサメまで海遊させて本物の戦争さながらに壮絶な海戦を展開させるバトルシーン“模擬海戦”を真っ先に挙げ、「よくぞやったな。それだけでも面白い。もっと長くやってほしかった」とその完成度に圧倒された様子。この海戦は、古代ローマ帝国で実際に行われていたとも言われており、「イメージはよく本には書いてあるけど、実際に映像にして観ると、よくぞ作ったな、と。たまにはこのようなスケールの大きな映画を劇場で観た方が絶対良い。テレビはあのスケールは出ない。海戦のシーンやグラディエーターの闘いぶりは、デカいスクリーンで観ないとつまんない」と興奮気味に語る。
自身の作品でも、バイオレンスを真正面から描く演出で観客を虜にしてきた北野。本作での生死を賭けたグラディエーターたちの闘いの表現について「必要な戦いの姿を出してる。無理に暴力的になってない。上手いと思う。過度な事はしないけど、わざとらしく暴力は外してない。当然のように暴力のシーンは暴力として描く。リドリー・スコット監督は、世界中の大人数の人が観るような大きい映画を作るだけあって、良い塩梅になっている」と、スコット監督の手腕を讃えた。
そして最後は、これから観る人々へ向けて「大画面で観てほしい! 今までの映画でやってないことにチャレンジしてて、映画の良さが全て入ってる。アクションも本当に楽しめる。映画の根本的な楽しみ方、観て覚えてください!」とメッセージ。巨匠監督がいち映画人として笑顔も見せながら、最高の映画体験の歓びを語る言葉の数々に、作品への期待が沸き立つ貴重なインタビューとなっている。
映画『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』は、11月15日より全国公開。