練習中に笑顔がはじけるベッツ=27日、ヤンキースタジアム(ロサンゼルス・ドジャース提供)

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 ドジャースのデーブ・ロバーツ監督がワールドシリーズ第3戦を翌日に控えた27日(日本時間28日)、敵地ヤンキースタジアムで記者会見を行い、前日の第2戦で左肩を亜脱臼した大谷翔平選手について「昨日よりも良くなっている。すでに素振りをしているが、ケージでティー打撃などを行って様子を見る。もし彼自身が出場できると感じれば、出ない理由はない」と次戦出場に前向きな姿勢を見せた。大谷はチームから遅れてNYに到着した。

 ドジャースはこの日、同地でチーム練習を行った。練習前のクラブハウスの大谷のロッカーにはユニホームや愛犬・デコピンのイラスト入りのスパイクなどの道具がそろえられていた。

 極寒の敵地とあり、選手はニット帽やパーカーやベストなどで防寒対策をして練習。ポストシーズン、いち早くニット帽を使用するなどチームでもピカイチ、ニット帽が似合う男、ベッツをはじめ、ロハス、マンシーら主力も着用。捕手のバーンズはニット帽の上にマスクをつける珍しいスタイル。ラックスはニット帽に短パン、投手のグラテオルは半袖にニット帽…とポジションの特性もあり、選手それぞれの個性も光った。