田崎史郎氏「これは大変な事態になるんで」自公過半数割れ「首相指名選挙は乗り切れても」
政治評論家の田崎史郎氏が28日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」で、27日の衆院選挙の結果に、今後の自民党は「相当厳しい政権運営になる」と指摘した。
この日は15年振りに与党が過半数割れするという激震が走った衆院選の結果について特集。自民党は裏金問題が大きく響き、56議席減という大惨敗となった。一方、立憲民主、国民民主などは躍進した。
田崎氏は今回の結果を聞かれ「これは大変な事態になるんで」と切り出し「発足当初から少数与党政権でスタートになる。過半数に対し自公は18議席足りなくて、首相指名選挙は乗り切れても、予算案、法案はどこかの協力を得られなければ全部否決される。相当厳しい政権運営になる」と指摘。自民党は過半数を割ったものの、立憲民主党よりは議席は多いため、混乱などが生じる可能性を指摘していた。