【台風情報】異例の“ハロウィン台風”の可能性 台風21号が来週後半に本州接近のおそれ 3連休に影響か

25日午前6時に大型の台風21号が発生した。
10月になってから3つ目の台風となる。
来週本州に接近するおそれも出ていて、異例の「ハロウィーン台風」となる可能性がある。

台風20号でフィリピンに大きな被害

一方で、台風20号が直撃したフィリピンでは、横殴りの雨で木々が大きく揺れていた。

台風がもたらした大雨で大規模な洪水が発生し、ロープを張り救助活動を行う現場では、出産を控えた妊婦を救助する様子が見られた。
水が流れ込んだ街では、住民がゴムボートで救助されていた。

また住宅の屋根まで水が押し寄せるなど、大きな被害が出ている。

地元警察などによると、首都マニラがあるルソン島では、台風20号による大雨の影響で、少なくとも46人が死亡した。
土砂崩れや道路の寸断などで孤立する街もあり、犠牲者はさらに増えるおそれがある。

フィリピンに大きな被害をもたらした台風20号。
沖縄県の与那国島では、強風などの影響で飛行機やフェリーが欠航するなど、一時孤立状態となった。

台風21号が来週後半に本州接近のおそれ

その直後に季節外れの台風21号が発生した。

最新の予想進路では、来週後半に暴風域をともなって沖縄に接近するおそれがある。

来週の3連休に影響を及ぼしそうな台風21号。
世界各国の予想進路を確認すると、本州へ近づく予想がある。

気象庁のスーパーコンピューターによると、来週金曜日（11月1日）から3連休にかけて、九州や本州に台風の雨雲が直撃する予想になっている。

ヨーロッパ中期予報センターによると、台風21号の予想進路は太平洋側を進み、来週の3連休に関東付近に近づくおそれがある。

いずれの予想も1週間以上先のため、予想が変わる可能性がある。
最新の情報に注意が必要となる。
（「イット!」10月25日放送より）