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 サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」は26日、東京・国立競技場で韓国代表との国際親善試合に臨む。

 25日は会場で前日練習が行われ、冒頭15分を報道陣に公開。コンディション不良で離脱したGK平尾知佳(新潟)を除く22選手が、集中した様子でウオーミングアップを行った。非公開の時間にはセットプレー練習が行われたもようで、佐々木則夫監督代行が「セットプレーのマル秘攻撃を担当していただいた」という内田篤人コーチらの指示の下、日韓戦へ最終調整した。

 本格的な全体練習は23日から始まり、実質3日間の準備期間で臨むパリ五輪後の最初の試合。DF熊谷紗希(ローマ)は「時間のない中での準備で、できる部分で全力でトライしてきた。明日の試合はそれを出すだけ」と気合を入れた。

 佐々木監督代行はブロックを敷いたパリ五輪の戦い方からスタイル転換した「攻撃的な守備」を標ぼう。MF長谷川唯(マンチェスター・シティ)は「アグレッシブに前からボールに行く、というコンセプトを持っている。新チームになって間もないですけど、個人個人がいいプレーを見せたい」と意気込んだ。