ジェイミー・フォックス、昨年の謎の入院の影にショーン・コムズの存在?

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 昨年、原因不明の合併症で病院に緊急搬送されたジェイミー・フォックス。病名や症状など、詳しい状況については明らかにしてこなかったが、ここに来て、先月、性暴力などで逮捕されたショーン・コムズが関わっていたという説が浮上した。

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 ジェイミーは2023年4月、キャメロン・ディアスの復帰作としても注目の『Back in Action(原題)』を撮影していたアトランタで内科的合併症に見舞われ、地元の病院に緊急搬送された。一時は深刻な容態だったと報じられ、彼自身も後に、「地獄を見た」と語っている。

 Page Sixによると、ジェイミーはこの後Netflixにて、特別番組『What Had Happened Was(原題)』を配信予定だが、この公開収録に参加した数人が、ジェイミーが舞台でこの騒動について言及し、コムズのせいだったと語ったと明かしているようだ。

 映像作家でプロデューサー、監督のチョーク・ノー・ジョークは現地時間10月7日、YouTubeで配信されたComedy Hypeのインタビューで、アトランタのアライアンスシアターにて10月4日から3日間に渡って行われた公開収録のうち、初日と最終日に行ったとコメント。「彼の身に起きたことの責任はディディ(コムズ)にある、FBIに通報したのは自分だ」とジェイミーが宣言したと明かした。

 ジョークだったのではないかと聞かれると、「ジョークだったとは思わない」とこれを否定。自分はベテランなので、ジョークなのか本気なのか見分けがつくと断言した。

 さらに彼は、「『ディディが俺に何かした』と言った後、『FBIに通報したのは俺だ』と語った」のは、恐怖からではないかと推測する。「彼は消えていただろ。だけど、コムズが牢獄に入ったらすぐに出てきた。…しばらく姿を見ていなかったのに、コムズが収監された途端、(オーナーの)ジェリー・ジョーンズと一緒に(ダラス・カウボーイズ)のゲームを観戦したし、特別番組の収録も行った。特別番組で取り上げたのは誰だ?コムズだよ」と話している。

 コムズは9月16日、ニューヨークで逮捕され、性的人身売買など3つの罪で起訴された。無罪を主張するも保釈が認められず、今も拘留が続けられている。チョーク・ノー・ジョークによると、何かのきっかけで関係が悪化するまで、ジェイミーとコムズは親しかったそうだ。

 また、セレブのセキュリティガードを務めるビッグ・ホーミー・CCという人物も、先週Cam Capone Newsに対し、「コムズがジェイミー・フォックスに毒を盛ったことを知っている。それで、ジェイミーがFBIに通報したんだ」とコメントしていたそう。彼も公開収録に2日参加し、自分の耳で聞いたそうだ。同様の内容を報じたMedia Take Outによると、ジェイミーは笑い始めた観客を制するように、真剣な表情を浮かべていたという。

 一方で俳優のデニス・LA・ホワイトはPage Sixに対し、別の証言をしている。2日目と3日目の公演に行ったと話し、「ディディのせいなのかと人からしょっちゅう聞かれる。彼のせいじゃない。もしそうなら、もう死んでいるはずだ」とジェイミーが言っていたが、それ以上の話はなかったとコメント。しかし、コムズの話題に時間を割き、証拠として押収されたというベビーオイルまでネタにしていたと明かしたそうだ。

 なおジェイミーは、入院騒動のあと、8月にインスタグラムにて、「彼らはジーザスという名の男を殺した…彼らはあなたに何をすると思う? #偽りの友人 #偽りの愛」と投稿。当時はこれが反ユダヤ的だと非難されたために、彼は謝罪し、削除したが、「はっきりさせておくと、僕は偽りの友人に裏切られた。だから『彼ら』と書いたのであって、それ以上の意味はありません」と綴っていたそうだ。