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 フジテレビは25日、東京・台場の同局で定例会見を行い、大谷翔平投手が所属するドジャースがヤンキースと対戦するワールドシリーズ(WS、日本時間26日開幕)全試合を地上波で生中継することについて、港浩一社長が言及した。

 「歴史的な世紀の一戦をフジテレビで生中継、夜もダイジェスト版を放送することができることは、この仕事をしていて大きな喜びです。個人的にはドジャースが4勝3敗で勝ってくれればいいなと思っています。同時期に日本シリーズもあります。野球好きの方は両方見ていただければいいなと思います」

 この日、朝帯の生中継に加え、夜帯でも放送することを緊急発表。27日は衆議院選挙の特別番組「Live選挙サンデー超速報SP」(夜7・58〜)、29日は日本シリーズ第3戦(夜6・30〜)の放送が予定されている。

 夜のダイジェスト版放送について、「試合開始が日本時間午前9時過ぎとなるため、見られなかった視聴者の皆さまのために夜の時間帯にも連日ダイジェスト版をお届けします」と報告。「大谷選手と山本選手の出場、WS史上初となるレギュラーシーズン50本塁打超えの大谷選手とジャッジ選手の最強打者対決、43年ぶりに東西の名門がWSで激突など話題のつきない今回のWSは、現地アメリカではスターウォーズと称して盛り上がりを見せている世紀の一戦をぜひご覧ください」と語った。

 強運で歴史的一戦の地上波生中継をつかんでいた。地上波の大リーグ中継は、NHKと民放が交互にWSかオールスターゲームの放送権を持ち、今年はNHKがオールスターを放送し、WSの放送の権利は民放が持っていた。この権利は民放各局が持ち回りで獲得することになっており、偶然にも今年はフジが持っていた。