WS開幕前日の会見に臨んだドジャース・山本由伸投手(カメラ・中村 晃大)

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 ドジャース・山本由伸投手(26)が24日(日本時間25日)、ドジャースタジアムでワールドシリーズ(WS)開幕前日の「メディアデー」に出席。大量の日米報道陣に囲まれ、取材対応した。

 ドジャース入団後、苦楽をともにしてきた園田芳大通訳への感謝を聞かれると「こっちに来てお互いルーキーというか。園田さんは特に違う業界(映画)から入ってきたので、苦労とかたくさんあったと思いますけど、そういった姿をあまり見せることなく。特に僕に見せないようにする姿を見せていたので。園田さんにとっても、すごい一年になったというか。ワールドシリーズまで来て、最後泣かせたいなと(笑い)」と頭を下げた。

 オリックス時代とは異なり、メジャーでは“助っ人”の立場。「外国人選手側になって、すごくその選手たちの気持ちが分かって。その中で、チームメートの皆さんが声をかけてくれたり、外出に誘ってくれたりとかそういうのがすごく助かりましたし、チームメートの大切さをすごく感じました」。自身の「英語力」については「全然です」という。地区シリーズ第1戦でパドレスに打ち込まれた後、サンディエゴではE・ヘルナンデスにカフェに連れられ、励まされたが、その時も「(園田)通訳つきで」で笑った。