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 福岡六大学のスピードスター、九産大・浦田俊輔は巨人に2位指名され「伝統があり、常勝軍団の2位指名は身が引き締まる思い」と感激をあらわにした。最多の5球団が競合した明大・宗山(楽天1位)に知名度では及ばないが、全12球団から調査書が届いた俊足好打の遊撃手だ。

 今秋、不動の1番打者として2季連続MVPと初の首位打者(打率・488)のほか、4季連続ベストナイン、3季連続盗塁王を獲得。「宗山君に今は及ばないかもしれないがいつか超えていきたい」と同期のライバルに堂々と挑む決意だ。

 50メートル5秒8の快足を生かした広い守備範囲で1年目から規定打席到達が目標。「将来は首位打者、盗塁王、ゴールデングラブ賞を獲りたい」と夢を語った。(中島 泉)