熊本県警は21日、全国で交流サイト(SNS)を通じた犯罪実行者募集情報、いわゆる「闇バイト」に若者が安易に応募し、強盗や詐欺などの犯罪に加担させられるというケースが多発する中、県内でも高校生が闇バイトに応募してしまい、怖くなって断ろうとすると脅される、という事案が発生したとして、防犯メールで警戒を呼びかけた。

 県警は「一度応募すると、犯罪組織の手先として使われ続け、抜けたくても抜けられなくなります。このような誘いには乗らないようにしてください。万が一、応募してしまったときは、すぐに警察に相談してください」と注意喚起した。保護者には、県内で発生している身近な犯罪であることをしっかり子どもに教えるよう促した。