ドジャース・大谷

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 「ナ・リーグ・優勝決定シリーズ、ドジャース3−7メッツ」(14日、ロサンゼルス)

 7回戦制の第2戦が行われ、ドジャースが敗れて1勝1敗のタイとなった。

 大谷翔平選手は「1番・指名打者」で出場。3打数無安打、2四球、2三振で、ポストシーズンでは2試合ぶりの無安打に終わった。

 大谷はこの日、相手先発の変則左腕、マナイアに苦戦。インステップからサイドスローで角度をつける投球に対して、初回の第1打席はカウント2−2からの5球目、外角のシンカーにタイミングが合わず空振り三振。三回、先頭で迎えた第2打席は、一度もバットを振らず、見逃しで3球三振。マンシーのソロで1点を返し、1−6となって迎えた五回2死走者なしの第3打席は外のスライダーを引っかけて一飛だった。3−6の七回1死走者なしの第4打席は、2番手のメートンからストレートの四球を選んだ。九回無死一塁の第5打席は相手の守護神・ディアスから四球を選び、一、二塁と好機を広げたが後続が倒れた。

 ドジャースはこの日はブルペンデー。中継ぎ右腕のブレイシアが先発し、初回先頭のメッツ・リンドアに右越え先制ソロを被弾した。二回は2番手のナックが1点を追加され、なお2死二、三塁でリンドアを申告敬遠し満塁策をとったが、2番・ビエントスに中堅右に満塁本塁打を浴びて、この回一挙5失点。二回までに6点をリードされた。

 ドジャース打線は五回にマンシーの右越えソロ、六回にエドマンの2点適時打で一時は3点差に迫ったが及ばなかった。