ファーウェイの中国市場スマホ販売額、8月はアップル抜く 46カ月ぶり

新製品発表会でファーウェイのスマホを試す来場者。(9月10日撮影、深圳=新華社記者/梁旭)

 【新華社北京10月14日】中国の市場調査会社CINNOリサーチはこのほど、通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)の8月のスマートフォン販売額が46カ月ぶりに米アップルを抜いたと発表した。

 同社がこれに先立って発表したデータによると、中国市場の第2四半期(4〜6月)の折りたたみスマホ販売台数は前年同期比2.3倍、前期比11.0%増の262万台だった。国内市場シェア上位3ブランドはファーウェイ、vivo(ビボ)、OPPO(オッポ)の順だった。うち人工知能(AI)技術を搭載する機種の販売台数が全体の42.0%、折りたたんだ状態の厚さ12ミリ以下の機種が70.0%をそれぞれ占めた。2020年から24年上半期(1〜6月)にかけて、中国市場に新発売された機種の大幅な軽量化が進んだ。