登山のお供にはスマホより、衛星通信できるコミュニケーターがイイよ
自然の中ではスマホは無力。だから専門のデバイスを。
自然に強い関心を持ち、自分も自然の一部として生涯を終えたいと考えている私ですが、一方で自然をとても恐れています。
自然の前には誰もが無力になるし、私のように体力もなく知識も乏しい人が迂闊に入り込んだら、恐ろしい目に遭うんじゃないかと思っています。
だから、登山に行く人たちを尊敬すると同時に、「安全に下山できますように」と無駄に念を送っています。
長持ちバッテリーと衛星通信
でも、私の念より頼もしい味方がGarmin(ガーミン)にはあるんですね。それが新発売の「inReach Messenger Plus」。
スマホの電波が届かないような場所に行く冒険者たちの遭難のリスクを軽減し、周囲の人たちを安心させてくれるデバイスなんです。
inReach Messenger Plusに搭載されている機能は、私たちが持っているスマホと同じようなもの。天気確認、写真、ボイスメッセージ、テキストメッセージ、トラッキング、GPSの位置情報共有など。書き出してみるとスマホより限定的な機能ですね。
では、なんでスマホじゃダメなのか? それは、冒険家や登山家が行くような場所には、電波が届かない場所も少なくないから。それにスマホでは充電の消費も早いです。
inReach Messenger Plusは、約25日のロングバッテリーに加え、GarminのinReach衛星通信技術と衛星通信のサブスクを使っているから、世界のどこにいても連絡が取れます。
緊急SOSボタンを押せば、24時間体制の緊急対応センターに信号を送って、救助要請に関する情報を組織に届けてくれたり、状況を緊急連絡先に提供してくれたりします。
inReach 衛星通信のサブスクは、個人向けとプロフェッショナル向け(企業向け)の2種類。お値段は送信できるメッセージ件数などによって異なります。
本体のお値段は8万3800円。決して安価とは言えませんが、これで救助の可能性を上げてくれるのなら備えておきたい人は多いでしょう。
Source: Garmin