法人向けはもちろん、個人でもスマホの複数台持ちが珍しくなくなったほか、緊急用の副回線需要も高まった昨今に対応するため、総務省が手を打つようです。詳細は以下から。

日本経済新聞社などの報道によると、総務省は携帯電話向けに「060」で始まる番号の開放を検討しているそうです。
これは現在携帯電話向けに割り当てられている番号のうち、「090」「080」はすべて割り当て済みで、「070」も約530万件しか残っていないことを受けてのもの。
060は審議会での答申を経て年内にも開放予定で、実現すれば未使用番号を約2億7000万〜3億6000万件ほど確保できるとみられています。
なお、現在の番号の割り当て状況をまとめるとこんな感じ。
010:国際電話
020:ポケベル→IoT・データ通信
030:未割り当て
040:IoT
050:IP電話
060:FMC
070:元PHS、2013年から共用開始
080:2002年から共用開始
090:1999年から共用開始
かつては030や040が携帯電話に使われていましたが、1999年に090へ移行。030から移ったユーザーには「090-3XXX」で始まる番号が割り当てられたという経緯があります。
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