渡辺直美 映画『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』LAプレミアの様子

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 「一番好きな映画が『ジョーカー』」だとジョーカーファンを公言しているタレントの渡辺直美が、日本時間1日に米ロサンゼルスのハリウッドの歴史あるTCLチャイニーズ・シアターで行われた映画『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』通称『ジョーカー2』のプレミアに緊急参加。レディー・ガガが演じる謎の女性リーをイメージしたド派手な衣装をまとい登場した渡辺は、本作の監督を務めたトッド・フィリップスから熱烈なコメントを受ける直撃インタビューに成功したという。

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 日本では11日公開で『ジョーカー2』への期待が最高潮に達する中、今回のプレミアの熱狂をいち早く日本のファンに届けるべくレッドカーペットに参加したのは、ガガ公認で自身のYoutubeへ「Rain On Me」のパロディーMVをアップしたことや、過去に一度リモートでガガにインタビューした経験も持つ渡辺。前作『ジョーカー』が一番好きな映画であることを明かしている渡辺は「当時、ジョーカーが階段を下りるシーンはみんなで真似していました。映画の最初のイメージとどんどん変わっていくホアキンさんの演技力の凄さ。最初は悲しいんだけど、最後はかっこよく見えてくる。そういうところが大好き!」と熱烈な“ジョーカー愛”を告白し意気込む。

 そしてレディー・ガガ演じる謎の女性リーをイメージにした赤と黒の衣装に身を包んだ渡辺は「盛り上がりが凄い!大人気の『ジョーカー』の続編ということで現場の熱が半端ないです。本当に主演のホアキンさんとガガさんが歩くんですよね?もうドキドキです」と大興奮の思いと共に、異様な雰囲気に包まれた現地の熱狂をレポートした。

 レッドカーペット上に、ホアキン・フェニックスと、レディー・ガガが登場すると500人のファンから大きな歓声があがり、会場の盛り上がりは最高潮に。リーをイメージした衣装に惹きつけられるように渡辺の前に現れた監督のトッド・フィリップスは直接インタビューに応じ、「ついにLAプレミアを迎えましたが、今のお気持ちを教えてください」と尋ねる渡辺に対し「やっと地に足がついて安心したような気持ちです。そしてついに、この映画は(自分ではなく)観客の映画になりました」と観客に作品を届けられることに想いを吐露。そして念願のガガとの対面を心待ちにしていた渡辺だが…ガガはファンの元に駆け寄りサインなどのファンサービスに応じたため直接のインタビューは残念ながらかなわず。しかし世界的スターを生で目撃した渡辺は「メイクもファッションもヘアスタイルも素晴らしい。綺麗でしたね!私のことをパッと見てくれたので(インタビューできそうで)惜しかったですね..」と悔しさと感激の思いをにじませた。

 一足先にプレミア上映で『ジョーカー2』の“衝撃”を目撃した渡辺は「会場のオーディエンスがワー!っと盛り上がる部分もあれば、シーン…って息を飲むようなシーンもあって最初から最後まで凄かった。そしてレディー・ガガさんがえぐすぎる..。もちろんジョーカー役のホアキンさんも凄かったんですけど、リーの感情に合わせて歌ったりするガガさんの歌の表現力がすごかったです。ミュージカルとは違う新たなエンタメを全身で浴びました」と本作のポイントでもある“音楽”に魅了されたことを告白。さらに、かつてコメディアンになることを夢見たジョーカーの行く末を見届けた渡辺は「劇中でもコメディアンとしてジョーカーが出てくるんです。それに加えてジョーカーの狂気と、レディー・ガガ演じるリーが入ることによって新たなコメディな部分が出てくる。だから、お笑いって奥が深いんだなって『ジョーカー2』を観て勉強させられました」とコメディアンならではの視点で本作についてコメント。

 上映後はスタンディングオベーションが巻き起こり、異様な雰囲気だった会場に、「ホアキンさんとガガさんの狂気がダイレクトで来るので、その狂気を映画館の大画面で感じて『みんなもジョーカーになっちゃわない?大丈夫かな?』と思いました。だからこそ誰でもジョーカーになりえるんだなと共感してしまいました。色んな事が起きて本当に心が持っていかれるので、マジで皆さん気を付けてください!!映画館で絶対に観てください!」と興奮冷めやらぬ様子で大絶賛。見るとジョーカーに“感染”するかもしれない『ジョーカー2』は、渡辺が言うように心が持っていかれないよう鑑賞に注意が必要かもしれない。

 映画『ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ』(通称『ジョーカー2』)は、10月11日より全国公開。