「BOCCO emo」の新機能を「CEATEC 2024」で一堂に展示 ユカイ工学ブースの見どころを紹介

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ユカイ工学は、2024年10月15日〜18日まで千葉市美浜区・幕張メッセで開催される「CEATEC 2024」に出展する。

ユカイ工学の展示ブースでは、コミュニケーションロボット「BOCCO emo」(ボッコ エモ)とヘルスケアデバイスを無線接続し、血圧や体重などの測定を促し、結果を簡単に記録できる新機能や、「BOCCO emo」を動かしながら楽しく学習できるビジュアルプログラミング環境「プログラミングエモちゃん」を紹介する。
また、パートナー企業が「BOCCO emo」のAPIを活用し、通信事業者や介護事業者向けに開発したソリューションの実機デモを行う予定。その他、新規事業のモノ作り支援事例、車載ロボットの開発事例、ロボットキットを活用した企業向けワークショップなども紹介する。

●ユカイ工学ブース展示の見どころ

●「BOCCO emo」とヘルスケア機器との無線接続機能



これまで要望の多かった「血圧や体重を簡単に記録したい」「毎日の健康測定の習慣付けをしたい」という声をもとに、「BOCCO emo」に血圧計や体重計等のヘルスケア機器を無線接続できる機能を新たに搭載。測り忘れ防止と記録の手間軽減により、日々の健康管理の習慣化をサポートする。

また、LTE通信機能を搭載した「BOCCO emo LTEレンタルモデル」を利用することで、インターネット環境のない家庭でも測定結果を自動で記録することができる。

本展示では、「BOCCO emo」とヘルスケア機器を連携させた実機デモを通じて、「BOCCO emo」による測定時間のお知らせから測定結果の記録に至るまでの一連の流れを体験することができる。

●「BOCCO emo」を動かしながら楽しく学習「プログラミングエモちゃん」



新たに提供を開始した無料のビジュアルプログラミング環境「プログラミングエモちゃん」により、パソコンやタブレット等を使って「BOCCO emo」の動きや発話を制御できるようになった。

音声コマンドなどの入力イベントを検知し、「BOCCO emo」の首の向きやほっぺの色を変えたり、好きな言葉を発話させたりすることができる。ユカイ工学の教育シリーズ「kurikit」の「ココロキット」「ココロキット+」と「BOCCO emo」を組み合わせたプログラミング学習も可能になる。

本展示では、実際にタブレット上のビジュアルプログラミング環境から「BOCCO emo」を動かし、発話させる実機デモ紹介する。

●「BOCCO emo」のAPIを活用した法人向けソリューションの開発事例(参考展示)

1:STBとの連携による通信事業者向けくらし情報配信(パナソニック コネクト):

パナソニック コネクトが、ケーブルテレビ用STB(セットトップボックス)と「BOCCO emo」をAPIで連携した事例を紹介する。テレビ画面の表示と「BOCCO emo」の発話を組み合わせて暮らし周りの情報(防災情報や地域イベント情報など)を配信する仕組みを開発した。

2:介護事業者向けレクリエーションコンテンツ(ヒミカ):

ヒミカが、介護事業者向けに開発したタブレットを使ったレクリエーションコンテンツ(脳トレ、観光地紹介など)と「BOCCO emo」をAPIで連携した事例を紹介。車いす利用者等が膝上でタブレットを操作し、「BOCCO emo」とやりとりしながらレクリエーションコンテンツを気軽に楽しむことができる仕組みを開発した。

●CEATEC 2024 開催概要

イベント名称
CEATEC 2024(シーテック 2024)
会期
2024年10月15日〜18日
■プレミアムタイム
10月15日 10:00〜12:00
※プレミアムタイムは招待者およびプレスのみ入場可能

■一般公開(開場時間)
10月15日 12:00〜17:00
10月16日〜10月18日10:00〜17:00
会場
幕張メッセ (千葉県千葉市美浜区中瀬2-1)
ユカイ工学ブース
展示ホール8 General Exhibitsエリア
小間番号:8H460
※入場にはオンラインでの登録が必要

●「BOCCO emo」とは

BOCCO emoは、感情表現豊かな家族をつなぐコミュニケーションロボット。様々な情報を届け、家族の一員として振る舞う。



音声メッセージの送受信やリマインド機能、天気情報の配信、ハンズフリー対話、人が近くにいるかのセンシングも可能。専用のBOCCO emoアプリでは、家族内でのメッセージのやりとりや、センサの反応を確認することができる。BOCCO emoから送った声はスマホに音声とテキストで届き、スマホから送った声や文字はBOCCO emoがしゃべって知らせてくれる。また、APIによるシステム連携で様々なサービスと連動し、生活者に寄り添った取り組みを実現する。簡単な操作で家庭内や外部サービスとコミュニケーションを取ることができる。