パイオニア、Switchで使える拡張ステレオスピーカーを展示【TGS2024】小型でも音は左右分離。手持ちとテーブルモードの音を鮮明化&増大化
発売予定:11月上旬
価格:オープン
パイオニアは、Nintendo Swtich対応のポータブルゲーミングスピーカー「TQ-PG300」をTGS2024にて出展している。価格はオープンで、発売は11月上旬を予定。色はホワイトとブラックの2種類。
「TQ-PG300」は、Nintendo Swtichなどで使用できるポータブルゲーミングスピーカー。スピーカーのUSB-C端子にゲーム機本体を挿し、挟み込むように装着することで、拡張スピーカーのように動作する。
スピーカーは小型ながら、左右の音を明確に分離するステレオサウンドとなる。また軽量・薄型のダイナミックスピーカーを採用することで、鮮明な音質が実現されている。
パッケージ
小型ながら、左右の音を分離する技術が採用されている(公式サイトより引用)
また給電をゲーム機から行ない、あえてバッテリーを搭載しないことで、重さを0.13kgまで抑えた。少し重みは加わるが、スピーカーを装着したままでも手持ちでプレイしやすくなっている。
音量は本体機能からの調節のほか、「Hi VOL」スイッチオンで音量が約2倍になる、「WIDE」スイッチオンでより広い範囲に音が届くようになるという2つのモードを搭載。本体には背面スタンドが搭載されており、スピーカーを付けたままテーブルに置いてプレイすることもできる。
本体は薄くて軽い。小さい本体に機能が詰め込まれている
さらにスピーカー側面には充電専用のUSB-Cポートがあり、給電したままプレイできるほか、手持ちの邪魔にならないように、L字アダプタでコードを下に逃がすようにもできる。細かいところまで考えられた設計だ。
実際に「スプラトゥーン3」で試したところ、普段手持ちで聞いている音がよりダイレクトに鮮明に聞こえるような感覚があった。イヤホン使用時とは異なる“いい音”の聞こえ方で、ゲームプレイはもちろんだが、たとえば「グランドフェス」会場などの音楽を流しても心地よいだろうと思った。小型ながら、手持ちやテーブルモードの音質を変えるプロダクトだ。
手持ちでも、立てても使える
「TQ-PG300」は、パイオニアのゲーミングスピーカーシリーズ「SOUND TECTOR」の1製品となる