マーリンズ戦の7回、50号2ランを放った大谷。メジャー史上初の「50本塁打、50盗塁」に到達した(提供・共同通信社)

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 ドジャース・大谷翔平が19日(日本時間20日)、敵地マーリンズ戦で49、50、51号ホームランを放った。3打席連続本塁打で、「50本塁打、50盗塁」を達成した。

 7回の50号では、球場は総立ちの大歓声。ドジャースの地元放送局「スポーツネットLA」の実況も「比類なき選手だ(なんて選手だ)、比類なきシーズンだ(なんてシーズンだ)!。ショーヘイ・オータニが50−50を達成した!」と大興奮で絶叫した。

 大谷がダイヤモンドを一周し終えて、ベンチでロバーツ監督やチームメイトらからの熱い祝福を受ける間は、沈黙。同僚からの「50−50!」の声が聞こえるほどで、出迎えた選手たちの息遣いが聞こえるほど。長い長い沈黙をもって、歴史に残る瞬間の空気を伝えた。

 実況が再開されたのは、ベンチでフリーマンとお辞儀パフォーマンス→マンシーとハグ→ロバーツ監督のところに戻り、監督が大谷を振り返って再び拍手した後。時間にして59秒超たっていた。

 続く51号には実況が「これは現実じゃない!彼は人間じゃない!」と驚愕していた。