バルセロナ戦にトップ下で先発した南野。(C)Getty Images

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 現地時間9月19日に開催されたチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第1節で、南野拓実を擁するモナコがホームでバルセロナと対戦した。

 開始10分、4−2−3−1のトップ下で先発した南野が、敵陣ペナルティエリア手前の中央でGKテア・シュテーゲンのパスをカットした際にエリク・ガルシアのファウルを誘発。このプレーでスペイン代表DFはレッドカードを受けて退場となり、モナコは早い時間で数的優位となる。

 するその6分後に、マゲネス・アクリウシュのゴールで先制。28分にはラミネ・ヤマルに同点弾を許したが、71分にロングフィードに抜け出したジョルジュ・イレニケナが勝ち越し弾を決めて、2−1の勝利を飾った。
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 フランスメディア『Maxifoot』は、この一戦に出場した選手たちを採点。70分までプレーした南野には、チームで2番目に低い「5点」を与えて、以下のように評している。

「日本人MFは試合を通して平均的だった。確かに彼はガルシアの退場を引き起こしたが、スペースがあったにもかかわらず、ゲームをコントロールするのに苦しんだ。全力を出し切れなかった印象だ」

 また、『Foot Mercato』も同じく「5点」を付与。「鋭い読みでシュテーゲンのパスを奪い、ガルシアを退場に追い込んだが、以降はあまり目立たなくなった」としている。

 白星スタートのモナコは次節、10月2日に荻原拓也が所属するディナモ・ザグレブと激突する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部