立憲民主党・泉健太代表

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 立憲民主党の泉健太代表(50)が6日、都内の党本部での会見で、同党代表選(7日告示、23日投開票)への出馬を表明した。

【写真】同日の会見で、自民総裁選への立候補を表明した進次郎氏

 泉氏は「党代表選出馬の環境が整った。次の総選挙で、我々は政権交代を目指します。そして私は、その先頭に立ちます」と、再選を目指すとした。

 自民党派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金事件に触れ「どのスポーツにもルールがあって、ルール違反をすれば退場や没収試合になるのは当たり前。今の自民党は、それまでのことをやってしまった」と指摘した。

 「立憲民主党対自民党ということではなく、国民として、自民党をいったんイエローカード、レッドカードを出して退場させねばならない。今、その局面にある。これは自民党のためでもある。おかしな政治を一度退場させて、立憲民主党が政権を担わせていただきたい」と決意。富裕層への課税強化や、教育無償化を訴えた。

 泉氏は「これからの代表選で、大きな相手である元代表や元総理と戦わせていただくことになります」と、代表選への出馬をすでに表明している枝野幸男前代表(60)、野田佳彦元首相(67)との対決を見据えた。

 この日は、自民党総裁選に元環境相の小泉進次郎衆院議員(43)も出馬を表明した。注目度では進次郎氏に軍配が上がったが、泉氏は「小泉さんが総裁になるのなら、だからこそ泉健太でしょうという風に言っていきたい。負けませんよ。むしろ勝たせていただきます。小泉進次郎、来い!と言いたい」と言い放った。

(よろず~ニュース・杉田 康人)