「12Rだと伸びがなくなっちゃう」と苦笑いしながらも、3着で準決進出の森且行

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 「ムーンライトチャンピオンカップ・G1」(6日、伊勢崎)

 オートレーサーの森且行(50)=川口・25期=が、3日目12Rの準々決勝戦Aで3着に入り、4日目11Rの準決勝戦に進出した。

 レースは1枠の岩田行雄(伊勢崎)が快調に飛ばして逃げ切り、大会3連覇がかかる青山周平は2着止まり。森は4番手から4周目で岩崎亮一(山陽)を抜いて3着に食い込んだ。

 「9R(初日1着)と12Rでは全然違う。伸びがなくなっちゃう。滑りもあった。でも、レースはできているので、エンジンは悪くない思う。スタートで行けたのも大きい。直線を出す方向で整備したい」と準決突破を狙う。

 今年のG1は3月のグランプリレース(川口)、プレミアムカップ(山陽)、4月の令和グランドチャンピオンカップ(山陽)、7月のキューポラ杯(川口)に続き5回連続ですべてセミファイナルに進出。

 これまで4回の準決勝戦は3、5、3、7着と、あと一歩で優出を逸してきた森。7日の11Rに行われる準決勝戦(発走19時50分)で2016年1月11日の開設記念レース(飯塚)6着以来、8年8カ月ぶりのG1優出を目指す。