地元タイトルは絶対に譲れない武田光史

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 「モーターボート大賞・G2」(6日、三国)

 準優勝戦が行われ、10Rは武田光史(50)=福井・72期・A1=がまくり差しでイン今垣光太郎(福井)を撃破。11Rも竹田和哉(香川)がまくりで勝利。11Rは予選首位通過の柴田光(群馬)がフライングに散る大波乱。丸野一樹(滋賀)がまくり差しで白星を手にした。7日は優勝戦12Rがメイン。1号艇には丸野が乗り込む。

 準優10Rは武田が5コースからまくり差しで突き抜け白星を強奪。2着は1号艇の今垣、3着は6号艇の萩原秀人(福井)と地元勢が全て3連対に絡み「展開はあれしかなかった。地元が3人乗っていたし、結果としては良しやね」と会心のレース内容に満足そうだ。

 初日から入念な整備と調整を重ね、準優前にもリングを交換。「朝に乗ってこれならいける、と自分の中で分かった。足はバランスが良く、水準以上になったかな」と手応えは上々。「三国で走っていい時の状態で、レースがしっかりできる。安心して回れるし、乗り心地も大丈夫」と好仕上がりに胸を張った。

 優勝戦は進入で動きがありそうだが「どこからでも行けるように準備はしておく」と臨戦態勢はバッチリ。当地前走のお盆レースに続き、今度はG2制覇を成し遂げる。