小西克幸 TVアニメ『「キン肉マン」完璧超人始祖編』に込めた想い!
声優の安元洋貴と白石晴香がパーソナリティ!週替わりで登場するゲストとのトーク!
リスナーのみなさんからのリクエストを中心に集計したアニメ、ゲーム、声優、特撮に関するナンバーのオリジナルチャートを発表していく1時間のミュージックプログラム、
「A&Gメディアステーション FUN MORE TUNE」!
8月31日はゲストにロビンマスク役の小西克幸さんをお迎えして、『「キン肉マン」完璧超人始祖編』特集をお送りしました。
開始早々、怒涛の勢いで喋り倒す小西さん!それに負けじと応戦するバッファローマン役の安元さんと白石さん!まずは小西さん演じるロビンマスクがどんな超人なのか伺います。「ロビンマスクは正義超人の中でもリーダー的な存在です。めちゃくちゃ真面目なキャラクターで、元々は残虐超人。超人たちの戦いの祭典「超人オリンピック」でキン肉マンと戦って真面目になりました」
小西さんも安元さんもキン肉マン世代ですが、もともと作品は好きだったのでしょうか?「小っちゃい頃からキン消しいっぱい集めてた。ガチャガチャをまわすと、カプセルの中にキン肉マンの消しゴムが2、3体入ってるんです。1個のカプセルに無理やり3体ぐらい入ってるから、ちょっと曲がってるんですよ。ゴムだから。時代が進むとプロレスの技をかけてるようなキン消しが出たりするんだけど、当時は手を広げただけのポーズ。それを自分でカッターで切って、パテで埋めて、技かけた!」
子供の頃から大ファンの「キン肉マン」。ロビンマスク役に決まった時は「めっちゃくちゃうれしかった!オーディションでロビンマスクとキン肉マンとブロッケンJr.を受けたんですけど、絶対俺ロビンマスクだよって言って。正義超人の中に入れるんだったらもう誰でもいいし、最高にうれしいから!」
安元さんはバッファローマンのオーディションだけ受けさせてもらえたそうです。
話題は「キン肉マン」に登場する超人たちの話へ。「キューブマンっていう、頭と体がルービックキューブになってる人がいるんだけど。超人オリンピックでキューブマンとチエの輪マンの戦いがあって、どちらが先に解くかみたいな。昔のキン肉マンはごりごりギャグ!面白い超人いっぱいいたのよ。マックス・ラジアルなんてタイヤがついてるだけだから。ダルメシマンなんて、ダルメシアンがダルメシマンになってるから」
アフレコ現場のお話も伺いました。「キン骨マン役の関智一さんがアドリブをガンガン言ってくる。俺がイワオをやらせてもらったんだけど、その時に関さんが昔の『キン肉マン』を調べて、どんなセリフ言っていたかを全部アドリブで入れ込むんです。しかも関さん、他の人に“この役はさ、こんなことここで言ってるよ”って伝えるんです」
熱量の高さは声優陣だけではありません!「アニメーターさんでも、キン肉マンにぜひ関わらせて下さいという方が結構いらっしゃって。作画もめちゃくちゃ力が入って、ベテランのおじさんたちが“わしがキン肉マンを描くんじゃい”って若手の現場に来ちゃうみたいな」
小西さんや安元さんは、声優さん達から「キン肉マン」に出して欲しいと懇願する声を何度も聞いたとのこと。安元さんは8人ぐらいに言われたそうです。
あらためて「キン肉マン」の魅力を伺ってみると「いろんな超人が出てくるところも好きだし。次はどういう超人が出てきて戦うのかな?どういう技出すんだろうな?例えばステカセキングなんかランドセルからカセットテープ出して、自分に入れて超人になると思わないじゃん。ブラックホールなんてキン肉マンと戦った時におならで負けてますからね!おならがホワイトホールという技で、それで勝つ。そういうのも面白いし、超人同士の友情。戦うと相手を認めて友情が芽生えたり。いいよねと思っちゃう」
「キン肉マン」の魅力を語る小西さん。次から次へとあふれるように出てきます。「話が続いていくとめちゃくちゃいいポジションになってるとか。今の連載って、昔にあった設定を上手いこといろんなところに繋げてめちゃくちゃ盛り上げてくれるんですよね。だから漫画を最初から読んでほしい。どういう人たちが、どういう話をしてるのかっていうのが補完できるから」
原作のゆでたまご先生とご飯に行き、一緒にプロレスも観戦している小西克幸さん。小西さんにとって『「キン肉マン」完璧超人始祖編』はどんな作品になったのでしょうか?
「とっても楽しい作品です!」