自民党総裁選に潜む謎…公選法が無い…?大竹「選挙は法律にのっとってやってるのに」
8月29日(水)、お笑い芸人の大竹まことがパーソナリティを務めるラジオ番組「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送・月曜~金曜13時~15時30分)が放送。東京新聞の「裏金議員は「カネ返せば不問」案まで…安倍派を怒らせたらマズいのか? 結局「数の力」がモノを言う自民総裁選」という記事を取り上げ、大竹がコメントした。
9月の自民党総裁選では、派閥の政治資金パーティー裏金事件に関わった安倍派議員の処遇が焦点となっている。「裏金議員」に手ぬるいと映れば世論の反発を招き、厳しく臨む態度を示せば議員票の約2割を占める最大派閥だった安倍派の票を失う。これまでに出馬表明した3候補は、裏金議員も含めた幅広い党内の支持を得たいとの思惑で、厳格な対応に踏み込めずにいる。
いまだに裏金事件に対する国民の視線は厳しいが、なぜ各候補は裏金議員への対応が甘いのか。総裁選への投票資格がある自民の国会議員のうち、裏金議員は二階派も含めて約70人。議員票367の2割を占めて勝敗を左右しかねないだけに、無視できない存在となっているからだ。
「裏金議員は「カネ返せば不問」案まで…安倍派を怒らせたらマズいのか? 結局「数の力」がモノを言う自民総裁選」より
大竹「俺は思うんだけど、これは自民党内の話だ。党内の人以外関係ないからというふうに思って、まあやっといてくださいよみたいなね。誰になろうとみたいなふうに思ってたんですけども、この記事が毎日これだけ大きく報道されると、これは内側の話だけじゃなくて、外側にも広がってきたなぁと。外側もメディアはどう思ってるのか知らないけど、外側も巻き込んできたなあと。俺たちは外側だよね。言ってみれば自民党員じゃないし、国会議員でもないし、一票も持ってないし。でもこの問題について、外側からの意見も必要かなとちょっと思うようになった今日この頃なんですけども。それで思うんだけど、外側の私から見てまず思うのは、公職選挙法というのがあって選挙にはお金かけちゃいけませんとか縛りがたくさんあるんだけど、党内のことに関しては、何の法律もない。現金が飛び交おうが、誰かを引っこ抜こうとか、ポストを約束して、どうのこうのしようとか関係ないんだと」
水谷アナ(パートナー)「いくらどう使ってもいい?」
大竹「いくら使ってもいいって。かなり昔は何億が飛び交ったと。これはうわさだけどね。これに対して石破さんはおかしくありませんかと言っている。だって普通の選挙は、一応規制法がある。それが、今度内部に帰ってきたらここはもう治外法権ですっていってるようなもんじゃない。いくら使ってもいいですよ。みたいな。この意味をもうちょっと考えてみると、まず例えば20人集めるの1人足りませんでしたとするよね。いくら使ってもいいんだよね。20人にするためにどうするかといったら、あの人今、私の方じゃなくて別のところにいるけど、あの人ちょっと私の方引っ張ってこいよと。ちょっと電話して、うちに来てくださいよと。いろんなことしますよと。ポスト用意しましょうか。と、これいくらやってもいいわけだから」
水谷アナ「買収じゃないんだ」
大竹「だから、ここに法律がないのは、おかしいですねって石破さんも言ってるし、ここはちょっとある意味、好きにやってくださいっていうことになるよね」
砂山アナ(アシスタント)「いわゆる普通の投票ではないということで、手付かずで来たということなんでしょうね」
大竹「外側から見てて、選挙は法律にのっとってやってるのに、これ(総裁選)も選挙だろう?選挙なのに何でもいいのかいと。それおかしいだろうというのが普通だよね」