「いろいろな噂のあった選手村の住み心地ですが」パラ選手が漏らした”本音”に「それは何より」

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選手村に感謝の気持ちを示した北田(C)Getty Images

 パリ五輪が閉幕し、続いてパリ・パラリンピックがいよいよ8月28日に開幕する。

 各国選手の熱戦に再び期待が高まる中、ひそかな注目となっているのはパリ五輪でも話題となった選手村の住み心地だ。

【画像】「とても快適に過ごせている」とした選手村の実際の部屋の様子

 「8人に1つのトイレ」「カーテンもない」など、大会期間中は様々な苦情も寄せられたことから、今回の大会に参加するパラ選手はどのような感想を持つのか。

 そんな中、車いすバスケットボール女子日本代表のキャプテン・北田千尋は選手村での生活について自身のSNSでリポートしている。

 自身のXを26日に更新し、「いろいろな噂のあった選手村の住み心地ですが、オリンピックの意見を反映して改善されたのか、私たちが過酷な遠征に慣れているからか、なんか、とても快適に過ごせています(笑)」と率直な感想をつづっている。

 さらに食事面においても「ご飯も美味しくモリモリいただいております。どちらにしてもありがたいことです!笑」と周囲のサポートに感謝するとともに、順調な生活を送っていることを報告。パリ五輪期間中は食事面においてもアスリートの間から「肉が足りない」など不平が漏れたが、食事面にも不満はないとした。

 また別の投稿においては「いろいろ小さな不具合や事件はありますが『これくらいはまぁ、あるよね』の範囲です!笑」とチームメートの笑顔の写真とともに、非常にタフな姿勢も示している。

 別の投稿においては選手村の部屋の中も公開。コンパクトな居室の中に扇風機や簡易式冷房が設置されている様子が分かる。

 これらの投稿にはファンの間からも「それは何より 元気いっぱいで本番を迎えられますように」「皆さん楽しそうで安心しました」といった声が寄せられている。

 車いすバスケットボール女子日本代表は、4月に開催された最終予選を勝ち上がり、東京大会に続く2大会連続出場を決めた。30日に行われるグループリーグ初戦では東京大会で優勝した強豪、オランダと戦う。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]