「適応した者が生き残る」 最終ラインの全ポジションをこなすインテルの超万能DFへの称賛
決して派手な選手ではないが、今のインテルに欠かせない選手となっているのがDFマッテオ・ダルミアンだ。
左右のサイドバックはもちろん、時には3バックのセンターバックにも入る。与えられた仕事を黙々とこなす職人で、伊『Gazzetta dello Sport』はダルミアンについて「適応した者が生き残る。ダーウィンとも言えるサッカー選手」と表現している。
今季も開幕から2試合続けて右ウイングバックとして先発しており、第2節のボローニャ戦では得点も記録した。ベンチにはデンゼル・ダンフリースも控えているが、そのダンフリースとはまた異なる特長をもたらしてくれるウイングバックだ。
イタリア代表でも46キャップを重ねており、最終ラインの全ポジションをこなすダルミアンは貴重だ。絶賛される機会は多くないかもしれないが、その適応力はもっと高く評価されるべきだろう。