「最高の定義とは何でしょう」――米司会が問いた大谷翔平が“現存最高”の理由 ジャッジを凌ぐ可能性「文句があるならかかってこい」

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前人未到の50-50到達への期待も高まる大谷。(C)Getty Images

 日々ありとあらゆる娯楽を提供する大谷翔平(ドジャース)は、偉大さはどれほどのものか。それを推し量る意味でも興味深いランキングが発表された。

 発信したのは、MLB公式ネットワーク番組『MLB Now』のホストを務めるグレッグ・アムシンガー氏だ。現地時間8月24日に放送となった同番組内で「現存する偉大な選手トップ9」と銘打ったランキングを公表し、その1位に大谷を選出した。

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 以前から大谷について「時々、私は彼よりも他の選手を推すことに罪悪感すら覚える。それは私たちが見てきたものに現実的な感覚を失わないようにするためだ」と称賛の言葉を寄せてきた同氏は、「最高の選手の定義とは何でしょう」と前置きした上で、「彼こそ、今まさに最高の野球選手だ」と二刀流スターを1位に選んだ理由を語った。

「さぁ文句がある人がいるならかかってこいという感じだ。望むところだよ。彼はすでに2度のMVPに選ばれており、まもなく3つ目も手にするはずだ。そして誰も成し得なかった50-50(シーズン50本塁打・50盗塁)も達成する可能性がある。彼こそ生存する最強のプレーヤーだ。彼に驚かされることに、終焉なんてこない」

 ちなみに、アムシンガー氏が独自に厳選した同ランキングには、アーロン・ジャッジ(ヤンキース/9位)やペドロ・マルティネス(レッドソックスなど/8位)、リッキー・ヘンダーソン(アスレティックス/7位)、ケン・グリフィーJr.(マリナーズなど/2位)など錚々たる顔ぶれが並ぶ。その中で「彼こそ最高の野球人だ」と強調されたところにも、大谷の図抜けたポテンシャルに対するMLB内での期待の高さが伺える。

 ちなみにこのランキングは、X上でも話題沸騰。同番組の公式アカウントの投稿には、「オオタニの1位は100%同意する」「オオタニは現存じゃなくても最高だ」といった好意的な意見が相次いだ。一方で「最悪のランキングだ」「なぜボンズやクレメンスがいない?」「ジャッジが9位?どうかしてる」といった否定的なコメントも目立った。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]