サウジアラビアからのオファーもあったが…… ジエリンスキが望んだインテルでの挑戦「オファーに乗らなくて良かったと思う」

今夏にナポリを離れ、フリーでインテルに加入したMFピオトル・ジエリンスキ。30歳を迎えているジエリンスキには、サウジアラビア方面からもオファーがあったという。

しかし、ジエリンスキはインテルでの挑戦を選んだ。伊『Gazzetta dello Sport』によると、ジエリンスキは目先のお金よりもチャンピオンズリーグでの戦いを優先したと語る。

「その人にとって何が重要なのか。ある人にとってはお金かもしれない。僕の場合は世界トップの選手たちと競い合い、チャンピオンズリーグで自分の力を証明することが何よりの最優先事項だったんだ。（サウジアラビアから）オファーがあった最初の2日は、そこへ行こう。家族と仲良く暮らせるだろうと思っていた。でもその考えは2日しか続かなかったし、そのオファーに乗らなくて良かったと思う。今のレベルでプレイできることに満足しているんだ」

インテルの中盤にはニコロ・バレッラ、ヘンリク・ムヒタリアン、ハカン・チャルハノールら実力者が多数揃っている。ポジションを掴むのは簡単ではないが、それでもジエリンスキはCLでの挑戦を選んだ。

インテルも今季はリーグ連覇&CL制覇を目指すシーズンとなり、選手層が必要だ。セリエAでの経験が豊富なジエリンスキは貴重な戦力で、中盤でハイレベルなポジション争いが起こるのはポジティブなことだろう。