ポケモンをゲットするには現実世界で272km歩かないと始まらない『ポケモンHGSS』縛りプレイ 19日間で52万歩歩くもいまだに最初のジムにもたどり着かず…
今回紹介するのはRoppoさんがニコニコ動画に投稿した『歩けば次の街へ行けるポケモンHGSS PART1』です。
ポケットモンスターハートゴールド/ソウルシルバー（HG/SS）の舞台地であるジョウト地方は日本の近畿地方をモデルにしています。そこで、ジョウト地方にある町と実際の日本にある都市をリンクさせ、実際の都市と都市の距離を歩いたらゲーム内でリンクしている町にたどり着ける、というとても過酷な縛りプレイです。
投稿者メッセージ（動画説明分より）
編集技術が身についたので完走します。
ルール
・次の街へ移動するための歩数をポケウォーカーで稼ぐ。
・歩幅は70cmで計算。
・余計に歩いた分は次の移動に持ち越し
・街中での移動は自由
ex.マダツボミのとう、やけたとう等はOK アルフのいせき、いかりのみずうみ等、道路を経由する場所への移動はできない。・全滅した場合、全滅地点から利用したポケモンセンターまでの距離を歩く。
・ポケウォーカーでのレベル上げは一日に１レベル。
早速本縛りプレイの始まりです。すでにジョウト地方を実際の都市に当てはめたときの距離がとてつもないことになっています。まさかワカバタウン（浜松）→吉野シティ（知多）→ポケモンじいさんの家（一宮）に当てはめるとポケモンじいさんの家は136kmも先にあったなんて……
しかもそれを往復しないといけないなんて……
ようは、ひたすらに部屋の中でステッパーを踏み続けて目標距離を歩けたら目的地の町にたどり着くというルールとなっています。
ただ距離が距離なので想像するだけでも恐ろしい……
改めて提示されるとすごい数字です。ポケモンの主人公は健脚だったんですね。
初日にいきなり33,472歩歩き、23.4進みますが、これだけ歩いてもなんと8.61%しか進んでいません。数字以上に絶望感がありますね。
4日目には思わぬトラブルにも遭遇してしまいます。ステッパーを浅く踏むやり方ではポケウォーカーが歩いた認定してくれないそうです。不正は決して許されない旅であることがわかります。
6日目には約14万歩、99km歩きましたが、これでもまだおつかいの目的地にすらたどり着いていません。さすがのRoppoさんも心が折れそうになります。
8日目には精神にも影響が出てきます。この時点でまだおつかいの折り返し地点にたどり着いていません。繰り返しですが、ポケモンの主人公の脚力はすごいですね。
9日目についにおつかいの目的地にたどり着きました！ ですが、まだ折り返しという事実がのしかかります。
なんと帰り道は同じ距離をわずか6日で歩き切ります。ポケモンはプレイヤーの肉体も鍛えられるゲームであることが証明されました。
せっかく帰ってきたので主人公のお母さんに話しかけてみると……
『すこし』という言葉の意味を考えてみたくなりますね。
そして、15日目にしてようやくモンスターボールが手に入りポケモンを捕まえられるようになります。これが290km歩いた者に与えられる特権です！
しかし、ポケモンを捕まえるためには戦闘が必要になります。そして、今回の企画ではポケモンセンターに行くためにも歩く必要があるのです。Roppoさんも『旅をしながらポケモンを育てるのは疲れる』と零します。
17日目開始時には手持ちがギリギリの状態に追い込まれてしまいます。
もう逃げるしかありません。全滅のリスクがあまりにも重すぎます。
そして、逃亡生活の果てに……
19日目間かけて369km、527141歩を歩き切ります。動画内でRoppoさんは達成感に満ち溢れています。
19日間で81時間歩いていることに驚きます。なにより恐ろしいのはこれがまだ序章だということです。
日別の歩数を見てみると、明らかな成長がわかります。ポケモンはプレイヤーの肉体を鍛えることもできるゲームだったんですね。
今回はジョウト地方の町から町を実際の距離に当てはめて歩いてみるという過酷な縛りプレイの動画を紹介してみました。これで動画が終わりのような雰囲気がありますが、動画のタイトルにあるように本動画は『PART1』なのでこれからも動画は続いていきます。まだPART2が出ていない今、ぜひ見てみてはいかがでしょうか。
