【武豊日記】トークショーに呼ばれて出かけてきます
先週はクイーンSのボンドガールが惜しい2着。アタマ差だったのであと一歩と言ってもいいところですが、勝ち馬もよく伸びていたので、レース後のコメントで「あと二歩」と表現しました。いま考えても正しいと思います。ボンドガールはためがよく利いた走り。最後の直線は隙間を縫うように伸びてくれましたが、先着されたコガネノソラも負担重量51キロの3歳牝馬だったのが不運でした。それでも、重賞2着で賞金を加算できたのが、いわゆる最低限の仕事ではありました。今後がますます楽しみです。
武豊&坂井瑠星が大井でトークショー…武豊「(5000勝)いきたいですね」
楽しみと言えば、土曜日の芝1500mの2歳新馬戦を勝ったアルテヴェローチェは、乗り味がすごく良くて、大物の感触が伝わってきました。2着馬も鋭く伸びてきていましたが、あとでラップを確認すると、ラストは12秒1ー11秒6ー11秒5。最後まで加速を続けられたところに価値があります。モーリス産駒で、距離も融通が利きそうです。
今週末も札幌での騎乗。メーンのエルムSは、2歳時に芝のG1を勝っていて、ダートのG1でも好走歴があるドゥラエレーデからの騎乗依頼をいただき、楽しみにしています。
その前に、31日水曜日は、大井競馬場へ騎乗ではなくトークショーに呼ばれて出かけてきます。当日のメーンはサンタアニタトロフィーという米国の競馬場とのフレンドシップレース。そのコラボイベントということなので、坂井瑠星騎手と二人で米国の競馬を語り尽くしてくるつもりです。こちらもお楽しみに。