BCNランキングのビデオ関連ソフト部門で上半期No.1を獲得したサイバーリンク

写真拡大

 全国の家電量販店やECショップのPOSデータをもとに集計したデータベースで、いま売れているデジタル家電が正確に分かる「BCNランキング」では、毎年7月に上半期に最も売れたメーカーをデジタル家電の部門ごとに発表している。年間販売数No.1企業を称える「BCN AWARD 2025」(24年1〜12月集計値)の中間発表でもある。ビデオ関連ソフト部門で24年上半期(24年1〜6月)を制したNo.1メーカーのサイバーリンクに、上半期の振り返りと今後の意気込みを聞いた。

●PowerDirectorがロングヒット



 「BCNランキング」のビデオ関連ソフト部門で上半期No.1を獲得したサイバーリンク。上半期を振り返った感想は「23年10月に発売した動画編集ソフトPowerDirectorが24年に入ってからも売り上げが好調だった」と、PowerDirectorのロングヒットが上半期No.1の大きな要因と分析する。

 今後の意気込みについても「今年もシェアNo.1を獲得できるようがんばります」とシンプル。ビデオ関連ソフト部門の常勝メーカーの貫禄すら感じさせる。

●サイバーリンクのイチ推し製品は「PowerDirector」の新バージョン



 下半期に向けたサイバーリンクのイチ推し製品は「PowerDirector」の新バージョンの発売を下半期に予定しているとのこと。

 既に販売中の製品でも様々なAI機能を搭載しているが、新バージョンでは「AIを使った新機能を多数搭載します」とコメント。AIでさらにパワーアップしたPowerDirectorに出会えそうだ。