騒音から耳を守りながら、小さな音は増幅。ハンター向け技術を使った快適イヤホン
こちらは「かいサポ（お買いものサポーターチーム）」が編集・執筆した記事です。
補聴器といえば環境音を等しく増幅してしまい会話が聴き取りづらい、といったイメージがあります。でも、ノイズリダクション機能を搭載した最近のデジタル聴覚補助デバイスは、バックグラウンドの雑音は抑えつつ、聴き取りたい音だけを増幅してくれるようです。
「Stealth28（ステルス28）」シリーズは、騒音から聴覚を守りつつ音楽や通話も楽しめる電子聴覚保護イヤホン。周囲の音を増幅する機能も備えているので、聴覚補助の役割も果たしてくれます。
大きな音のみを低減し、小さな音は増幅してくれるイヤホンは騒音の中で会話する際に重宝しそうです。射撃の盛んなアメリカで、長年にわたって防音耳栓を開発するPro Ears社の技術が投入された最新デバイスについて、より詳しく見ていきましょう。
小さな音を5倍に増幅
今回ご紹介するのは「StealthElite」の後継機2機種です。Bluetoothに接続して音楽が聴けるのが「Stealth28HTBT」、音楽を聴く機能が不要なら、よりリーズナブルな「Stealth28HT」が選べます。
85dB以上の騒音（会話が難しいレベル）を低減し、同時に小さな音は増幅して聴き取りやすくしてくれます。ノイズリダクションの幅は最大25db。対して音の増幅の幅は最大20dB（5倍まで）となっていて、小さな音ほど増幅の幅を大きくしてくれるスマートさを備えています。
増幅レベルを細かく調節可能
「Stealth28」シリーズに搭載の聴覚保護機能は、Pro Ears社がハンター向けに開発した技術の転用です。銃声から耳を守りつつ、獲物がたてる物音は繊細に検知できるこの機能は、地下鉄や工場といったノイジーな日常シーンにおいてもそのまま役立ちます。
増幅レベルについては「Stealth28HTBT」で3段階、「Stealth28HT」では5段階と細かく調節可能。増幅ゼロにして完全に周囲の音を遮断すれば、家族が活動する部屋でも集中して仕事できそう。イヤホン機能搭載の「Stealth28HTBT」なら、通話やWeb会議も快適です。
増幅レベルを高めるにつれて、周囲の音が入ってきます。音を通過させるだけじゃなく気づかない程度に増幅させているので、ラジオを聴きながら散歩する際に周囲の状況が把握できます。
ヘルメットをかぶっていても快適な装着感
周囲の音を遮断するデバイスは、着け心地に我慢が強いられるモノも多いなか、「Stealth28」はフィット感も考慮された設計になっています。
装着すると首の後ろにくるデバイス本体は軽量設計。また、左右のイヤーバズとは伸縮自在なコードで接続されていて、フィットするのに締め付け感がないとのことです。帽子やヘルメットをかぶっていても快適に着けられる仕様は、アウトドアや作業現場での使用を見越してのことでしょう。
気になるオーディオ性能ですが、「Stealth28HTBT」は音楽を楽しみたい人のために設計されたデバイスとのこと。音質を左右するドライバーやBluetoothチップにもこだわり、“鮮明な高音と深い低音”が体験できるようです。
以前のモデルでは、一般的な補聴器同様、空気亜鉛電池が電源でしたが、今回のモデルでは入れ替え作業のわずらわしさを考慮して、USB-TypeCケーブルを繋いでの充電式に改良されています。
騒音が大きな環境で仕事する方にとっては強い味方になってくれそう。聴覚の衰えから生活にストレスを感じる親へのプレゼントにもいいかもしれません。「Stealth28」シリーズの詳細は、以下のWebページからご確認いただけます。
>>>小さい音を5倍に増幅／騒音から耳を守る。28年間の聴覚保護技術を結集したイヤホン
Image: (有)芦澤商会
Source: CoSTORY
